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元巨人・笠原将生容疑者の“野球賭博”逮捕で現役トップ選手がビクビク!「もろに調子を落としている」

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 警視庁は4月29日、賭博開帳図利ほう助容疑で巨人の元投手・笠原将生容疑者を、賭博開帳図利容疑で自称無職の斉藤聡容疑者をそれぞれ逮捕し、その後、2容疑者は送検された。

 笠原容疑者は2014年5月~15年3月、斉藤容疑者が開帳したプロ野球10試合を対象とした賭博で、客の元巨人選手に対し、ルール説明や申し込みの仲介、賭け金の集金などを行った疑い。


 巨人をめぐる一連の賭博問題は、昨年9月に発覚。福田聡志元投手のもとに負け金を取り立てる男が訪れたことから事実が表面化。笠原容疑者のほか、松本竜也、高木京介の両元投手など次々と賭博常習者が判明し、すでにプロ野球の熊崎勝彦コミッシュナーから無期や1年間の失格処分の裁決が下されていたが、なぜ逮捕がこのタイミングになったのだろうか。

「笠原は、球団に対しても、重い腰をあげて調査に乗り出した日本野球機構(NPB)に対しても、のらりくらりとかわし続けた。にもかかわらず、読売グループ以外のメディアの取材には堂々と応じ、洗いざらいぶちまける勢いだったので、読売グループが全力をあげて潰しにいった。このままだと何を言い出すかわからない状態で、警視庁はGW、そして交流戦で盛り上がる球界の意向をくんで逮捕に踏み切ったようだが、体のいい口封じであることは明らか」(全国紙社会部記者)

 逮捕時、警視庁の調べに対し、笠原容疑者は「間違いありません」とあっさり容疑を認めたという。その後の報道で、斉藤容疑者が賭博の常連客の笠原容疑者を通じて巨人の複数選手や西武ライオンズの関係者とも懇意となり、賭けゴルフや賭けマージャンなどに勧誘。その流れで野球賭博に巻き込んでいったことが判明。巨人の調査によると、斉藤容疑者と面識があった巨人関係者は、笠原容疑者ら4元投手のほかに計8人だったというが、今後、公判で大物選手の実名が飛び出す可能性がささやかれている。

「笠原容疑者と親交があったとして名前があがっているのは野手のX、投手のYとZだが、いずれも現在、主力選手として一軍で活躍。XとYは笠原容疑者が逮捕された後の5月に入ってから調子を落としている。3人の中でも一番動揺しているのは、どうやらYのようで、笠原容疑者逮捕の数日前から挙動不審だったという。Yの場合、メンタルが投球にもろに出てしまう性格だけに、今後、さらに調子を落とさなければいいのだが……」(球界関係者)

 高橋由伸監督の就任1年目で4年ぶりの日本一を目指す巨人軍は快調に白星を重ねているが、これからしばらくは賭博問題が影を落としそうだ。

最終更新:2016/05/06 20:00
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