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古舘伊知郎時代を上回る視聴率! 富川悠太の新『報ステ』絶好調の秘密とは

housute0502テレビ朝日系『報道ステーション』番組サイトより

 テレビ朝日の看板報道番組『報道ステーション』(月~金曜午後9時54分~)の新MCとなった富川悠太アナウンサーの評判が、すこぶるいい。同番組は3月いっぱいで、12年に及ぶ古舘伊知郎による支配に終止符を打ち、4月11日より、新体制に変わった。MCに選ばれたのは、これまで同番組のフィールドキャスター、『報道ステーションSUNDAY』の司会を務めてきた富川アナ。

 当初は、“大物”古舘の後任とあって、格の違いをとやかくいう向きも少なくなかったが、始まってみると、富川アナの大健闘ぶりが目立っている。

 視聴率で見ると、古舘時代の最後の4週の平均が11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。これに対し、富川体制になってからの2週間の平均視聴率は12.6%を記録。12日と20日には、14.1%の高い視聴率をマークした。古舘アナの降板で、数字が下がることが懸念されたが、逆にアップしたのだから、テレ朝上層部は上機嫌だという。

 14日に熊本地震が発生し、視聴者の報道番組への関心が高まったことも多少は要因としてあろうが、2週間好視聴率をキープできているのは、やはり富川アナの人気によるところが大きい。それでは、好評の秘密は何なのか?

「言うまでもないのですが、古舘時代は彼が番組を仕切り、その意見を押しつける部分がありました。それに閉口していた視聴者も多かったのです。その点、富川アナは爽やかなイメージで、客観的な報道。長年、番組を見ていた人は、富川アナが全国の災害、事件現場を飛び回り、真摯な姿勢でリポートしてきたことを知っていますから、知名度はなくても、固定視聴者からの“好感度”は抜群なのです」(テレビ制作関係者)

 富川アナは熊本地震が起きた翌15日、早々に熊本に入り、現地の様子を伝えた。この行動は、まさに富川アナの真骨頂。まして、14日深夜2時頃まで報道特番のMCを務めた上で、熊本入りした姿には賛辞の声も聞かれた。古舘であれば、そんなことはしなかっただろうからだ。なかには、「そんな仕事はMCじゃなく、フィールドキャスターがすること」との批判もあったようだが、MCになっても、“現場主義”との富川アナの明確な意思を知らしめた形になった。

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