被災地・熊本でのさばる“悪質”土地転がし業者……その正体は「半グレ」だった!
2016/05/01 18:00
#暴力団 #熊本地震
「中には東京や大阪から出てきて、土地を二束三文で買いあさろうとしている者もいるけど、実際に被害に遭いそうになった人の話では『数百万円を上乗せしてくれれば、もっと良い土地と交換できる』という原野商法のようなものだったとか。大掛かりな話だから、不良グループがやる詐欺にしては効率が悪そうだけど、2012年に六本木のクラブで起きた襲撃事件で関東連合が準暴力団認定を受けてから、半グレ組織のメンバーらは全国に散らばって生き残りに必死。これには警察だけでなく、地元ヤクザも警戒を強めていて、組織間で情報交換がされている」(同)
昨年、NHKでは「東日本大震災の被災者のために大規模な集合住宅が計画されている土地がある。あなたの土地と交換しないか」と誘う詐欺商法が報じられたことがあったが、こうしたグループが新たな被災地にも出向く可能性は高い。
今のところ熊本県内で実際に被害報告はないからか、熊本県警に取材したところ「まだ掌握していない」との返答だったが、いずれにせよパニック時の土地売買には、より一層の注意が必要だ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
最終更新:2016/05/12 18:30
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