
お笑いトリオ・鬼ヶ島解散?投票アプリ「TIPSTAR」がファン交流イベント開催
しかし、こうした裸婚がはやっているのは「若さゆえの過ち」と看破するのは、都内の中国エステ店で働く地方都市出身の20代の中国人女性だ。
「私もまだ若かったこともあり、19歳で裸婚をしました。当時の夫婦の貯金は日本円で5万円ほどでしたが、親の反対を押し切って、駆け落ち同然で結婚したんです。子どももすぐできましたが、妊娠すると夫は家に帰ってこなくなり、1年で離婚しました。今は子どもを中国の両親に預けて、日本で働いています。日本の風俗店やエステで働いている中国人女性のほとんどは、私みたいに裸婚で失敗して出稼ぎに来ている。もちろんお客さんには、こんなこと秘密ですけどね。中国では最近、裸婚をテーマにしたドラマや映画がはやってるけど、私から言わせるとバカですよ」
経済格差が広がる中国では、特に80~90年代生まれの若い世代で裸婚が流行しているという。資産がなければ結婚が難しいといわれていた中国にも新たな価値観を持った若者たちが誕生しているようだが、彼らのようなカップルは、果たして幸せになれるのだろうか?
(文=広瀬賢)