「金の亡者!」ヨン様に、チャン・ドンゴン、イ・ビョンホン……韓流スターは訴訟沙汰がお好き!?
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韓国の芸能界では、不動産や飲食業など、さまざまな財テクにより本業とは別のところで収入源を得るスターたちがたくさんいる。中でもヨン様ことペ・ヨンジュンは、“歩く大企業”と呼ばれるほど、代表的なビジネスパーソンだ。
そんなヨン様だが、このたびとある会社に因縁をつけられ、裁判沙汰になっていたことがわかった。相手となったのは、食品製造会社A社。高麗人参製品などを製造・販売する会社で、2009年にヨン様が運営していた会社と契約、その商標を付けた高麗人参・紅参製品を日本に輸出していた。A社はヨン様側に商標使用料15億ウォン(1億5,000万円)など計50億ウォン(約5億円)を支払う約束をしたが、前金の22億ウォン(約2億2,000円)しか支払わなかったため、ヨン様側から契約を解除された。A社は「ヨン様側が製品の委託販売義務に反したため、損害を受けた」として12年に損害賠償請求訴訟を起こしたが、敗訴している。
しかも、このA社の代表と役員は、訴訟中にヨン様の住むマンションや裁判所の前で、「カネに狂ったペ・ヨンジュン」と書いたプラカードを持って、そのスローガンを叫ぶという蛮行にも出ている。これに耐えられなくなったヨン様は昨年5月、逆にこの2人を相手取り、名誉毀損で訴訟を起こした。そして今月24日、ソウル中央地裁にて2人に3,000万ウォン(約300万円)の賠償金支払いが命じられた。
見事勝訴となり、名誉を守ったヨン様。有名人への誹謗中傷やスターの影響力を利用した炎上商法は世界中どこにでもあるが、韓国ではスター自身がケンカを買って出るケースが少なくない。
例えばヨン様と一時代を築いた韓流四天王たちは、いずれも訴訟歴がある。チャン・ドンゴンは14年に少女時代などと共に、写真を無断使用していたとされる整形外科病院を、イ・ビョンホンは12年にSNS上で自身に対して悪質なコメントを書いていたタレントを訴えている。音楽界も負けていない。日本でも知名度のあったKARAや東方神起の分裂騒動のような、本来味方であるはずの所属事務所と芸能人間のトラブルが頻発していることからも、日本とは違ったスターの気質や傾向を垣間見られるだろう。それに何よりも、事件の内容もひどいものが多く、巻き込まれているスターも気の毒である。
時には会社といった団体を相手に、時には同業者や一般人の個人を相手に、自身の地位と名誉を守るために闘う韓流スターたち。自身のメンツは自分で守ることに積極的な気質もあるだろうが、法的な対処を決断させるほど、スターたちを取り巻く韓国芸能界、はたまた韓国社会の在り方がいびつということだろうか?
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