“元アウトローのカリスマ”瓜田純士がクマのぬいぐるみに夢中! クマ声で「幸セダナ~」って……
#インタビュー #瓜田純士
――なんですか、これは?
瓜田 よく見てください、文字盤が書いてあるでしょう(笑)。嫁が「目を閉じて」と言うから閉じたら、腕にこれを巻いてくれて、「はい、ハミルトン」って言うんです。形も一応、似せてある(笑)。かわいくないですか? その瞬間から僕はもう、腕時計なんてどうでもよくなっちゃって。ハミルトン以外で何か形に残るもの、ってことで、セグウェイをペアで買うことにしました。
――ダイエットのために歩く、と言っていませんでしたっけ?
瓜田 え? 「歩く」ってなんですか? ひょっとしてまだ歩いてるんですか? いまだに歩いてる人のことを、悪いけど僕は軽蔑してますよ。とっくに次のステージに来てるんで。
――セグウェイでの移動は快適ですか?
瓜田 はい、と言いたいけど、まだ言えない。僕、こういうの苦手なほうなんで、まだまだおっかなびっくりですよ。2~3cmの段差が怖いんです。いっぺん交差点でスッ転んで1回転して背中を強打したこともあるので、結構ビビリながらノロノロ運転しています。
――もっと慣れる必要がありそうですね。
瓜田 公園とかで練習できればベストですが、そこまで運んで行くのも重い。だから乗って行くしかないんですが、走行中は光るんで、特に夜間は街中に出ると目立ちすぎて恥ずかしいんですよ。嫁は目立ちたがり屋だからいいけど、僕は恥ずかしがり屋なんで……。こないだも、大通りの横断歩道をセグウェイに乗って2人で渡ろうとしたら、紀元前みたいなビッグスクーターに乗って信号待ちしてたガキどもが、湘南乃風を爆音でガンガン流しながら「お、セグウェイだ。カッケー! 俺も欲しい!」なんて大声で言うわけです。万が一、スクーターのヘッドライトに照らされて僕だとバレたら面倒臭いことになりそうな連中だったんで、慌てて下を向いて顔を隠しましたよ。本当は急いで走り去りたかったけど、スピードを出すとスッ転びそうで怖いから、うつむいたままノロノロ運転で逃げました(笑)。
* * *
コワモテなルックスとは裏腹に、意外とメルヘンチックで、平和主義なところがある瓜田。だが、「最近の僕は、ちょっと仏になりすぎている。『どうも、どうも』と頭を下げるのにも慣れたけど、本当はどこか納得いっていない部分もある」と、笑いながらではあるが、フラストレーションが溜まっていることを打ち明けた。そして、「ペコペコしてばかりいると自分を卑下しちゃうんで、『こんな俺でも数年後には何々がある』とかっていう大きな目標が欲しいですね。そういう目標さえあれば、頭を下げることにも耐えられる」と真顔で語った。
ペ・ヨンジュンレベルに体を鍛え上げることが最終目標ではないという。「鍛えた体は飾りじゃない、っていうことを証明できる場に立ちたい」とのこと。それがなんなのか? についての具体的な言及は避けたが、「アウトローはやめても、男はやめていない」が口癖の瓜田である。クマのぬいぐるみを愛でていた彼が、ある日突然、凶暴なクマそのものに化ける可能性もあるので、まだまだ油断は禁物だ。
(取材・文=岡林敬太)
※日刊サイゾーでは2016年より、ほぼ月イチペースで瓜田純士の最新情報をお届けしています。来月もお楽しみに。
※先月の記事で告知したSHOWROOM『瓜田大礼拝』は、瓜田家のWi-Fi環境などの都合により現在は配信をストップ。次回の配信は未定だそうです。
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