“元アウトローのカリスマ”瓜田純士がクマのぬいぐるみに夢中! クマ声で「幸セダナ~」って……
#インタビュー #瓜田純士
――そのクマは瓜田家にとって、どういう存在ですか?
瓜田 クマ? うん? なんの話ですか? ああ、この大きなセガレの話ですか。長男ですよ。2人の愛の結晶ですよ。
――瓜田さん、大丈夫ですか?
瓜田 基本、好きなんですよ。こういうの(笑)。小さい頃も大事にしてたんですよ、クマのぬいぐるみを。僕、甘えん坊なんで。当時は非公開でしたけど、家ではクマのぬいぐるみとたわむれて、一歩表に出たら「てめえコラ! 何見てんだオラ!」とケンカに明け暮れて、家に帰ったら「ただいま」と言って、クマを抱きしめる。そんな毎日でした。
――そんなの初耳です。
瓜田 小学校に上がってからも、ぬいぐるみが大好きで。ある年、花園神社の酉の市に行きまして。酉の市つったら、他校のヤツらとケンカして名を売るチャンス。僕も思い切りオラつきながら、夜店でゲームして遊んでました。そしたら一等と特賞だったかな、でっかいゴマちゃんとバルタン星人のぬいぐるみが当たったんですが、怪しいテキ屋のあんちゃんにだまされて、当たり券を握り潰されちゃった。だから僕、その捨てられた当たり券を拾って「当たった」「当たった」としつこくアピールしてたら、テキ屋のあんちゃんに「うるせえ! 向こう行ってろ!」と怒鳴られたんですが、騒ぎを聞いたのか貫目の上の人が出てきて、そのあんちゃんが怒られて、結局ぬいぐるみをゲットしましたからね。
――すごい執念ですね。
瓜田 でも、他校の不良っぽいヤツらが僕を見てるわけです。「あれ、瓜田じゃねえか?」とか言いながら。だから僕、でっかいゴマちゃんとバルタン星人をわざと地面にズルズルと引きずりながら歩いて、「どけよオラ! 道あけろ!」とか言いながら花園神社を出た。で、家に帰ってから「ごめんね~」と謝りながら濡れタオルでぬいぐるみの汚れを拭いてあげました(笑)。
――ところで、部屋の中にセグウェイが2台ありますね。
瓜田 これも嫁が欲しがったから買いました。僕としては印税が入ったら、前から欲しかったハミルトンの腕時計を買うつもりでいたんですけど、自分のだけ買うのは許されないから、「嫁とペアウォッチで」という線で話を進めようとしたんです。が、ミリタリー調のデザインだからか、嫁はまったく関心を示さず、「そんなの要らへん。セグウェイが欲しい」と言われまして……。ハミルトンの夢が遠のいてしまい、僕、しばらく落ち込んでたんですよ。そしたら先日、嫁からサプライズでこんなものをいただきました!(と言って、白い紙切れを机の上に置く)
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