レスター・岡崎慎司を襲った謎のドーピングスパイ! その真相と現地の反応は?
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プレミアリーグのレスターシティ、トッテナムホットスパー、アーセナル、チェルシーなどの複数クラブの選手にドーピング疑惑が浮上していると、イギリスの「サンデータイムズ」が報じた。
記事によると、サンデータイムズはおとり取材を行い、ロンドン市内で開業医を務めるマーク・ボナー氏をターゲットにした。このボナー氏に対し、サンデータイムズ記者は自らをアスリートと偽り近寄ったところ、ドーピング規程に反する禁止薬物を勧められたという。
その会話の中で、ボクサー、テニス選手、サッカー選手など、150名余りの有名アスリートにも同じ薬を処方しているとボナー氏は発言し、その会話記録も残っているとサンデータイムズは報じている。ウワサでは、その有名スポーツ選手の中に、レスターシティ所属日本代表FW・岡崎慎司の名前も上がっているというから驚きだ。
しかし、レスター、アーセナル、チェルシーの3クラブは、すぐさまこれを完全否定。その後、このボナー氏が医師免許を持っていないことが発覚し、先週、医院を閉鎖した。さらに同氏は、選手と一切関わりがないことを明言している。これは一体どういうことなのだろうか?
「おそらくは、サンデータイムズ記者が、詐欺師であるボナー氏に嘘をつかれただけでしょうね。ただ単に禁止薬物を売りつけたかっただけです。スパイに行った先がただの詐欺師で、その詐欺師の言葉をサンデータイムズが鵜呑みにしてしまっただけ、ということですね。現地でも話題になってはいますが、実際に信憑性が高いと捉えている人は少ないですよ。レスターのファンも『ドーピングが疑われるほど強いなんて光栄だ』『岡崎みたいにかわいい奴が、やってるわけがない』『レスター、トッテナム、アーセナル、ちょうど上から3チームってのが嘘臭すぎる』と、意に介してない人が多いみたいですね」(スポーツライター)
せっかく奇跡の優勝に向けて盛り上がっているレスターにつまらない疑惑が上がってしまうことは実に残念。しかし、詐欺師が薬を売るために岡崎の名前を使ったということは、一流選手として認められている証しともいえるだろう。
(文=沢野奈津夫)
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