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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 久保田アナも退社でTBS異常事態

そしてTBSに誰もいなくなる? 小林悠アナに続き、“重鎮”久保田智子アナも退社する非常事態に……

kubota0330TBSアナウンサー部より

 TBSが相次ぐ主力女子アナの退社で、非常事態を迎えている。

 膳場貴子アナの降板に伴い、『NEWS23』サブキャスターに抜擢されることが決まっていた小林悠アナが、健康上の理由で出演を辞退し、3月4日付で電撃退社したのは記憶に新しいところだが、今度は同局の女子アナでは“重鎮”といえる久保田智子アナも退社することが明らかになったのだ。


 久保田アナは3月26日に出演した『報道LIVE あさチャン!サタデー』が最後の収録となった。同日、同局ホームページ内のブログを更新した久保田アナは、“退職”を報告。残っている有給休暇を消化した後、同局を去るという。

 昨年5月5日、久保田アナは日本テレビの政治部記者の男性と結婚したが、夫は米・ニューヨーク勤務で、別居婚状態が続いていた。「現在も国内外でさまざまなニュースが起きていて、それを私なりに伝えたいと、仕事への心残りはあります」と、未練をのぞかせた久保田アナだが、最終的には仕事より家庭を選択したようだ。

 久保田アナは2000年4月に入社し、『どうぶつ奇想天外!』のアシスタントを務めてブレーク、一躍人気者となった。04年9月末から、『筑紫哲也 NEWS23』でスポーツを担当し、同局の“夜の顔”として定着。同番組は06年9月で降板したが、その後も、『報道特集』『Nスタ』などを担当し、報道に携わってきた。13年4月より、報道局の記者兼務となり、同年8月にニューヨーク支局に赴任。14年2月に帰国してからは、『あさチャン!サタデー』のMCを務めた。また、昨年11月30日から今年2月5日まで、産休の膳場アナの代役として古巣である『NEWS23』のサブキャスターを務めるなど、同局の報道部門の看板女子アナであった。

 同局では、14年9月に田中みな実アナ、昨年6月に枡田絵理奈アナが退社し、エース女子アナ不在の状況が続いている。次期エース候補として、吉田明世アナ(11年入社)をプッシュしていたが、2月上旬、一部写真週刊誌で、大手広告代理店勤務の男性との半同棲が報じられ、ミソをつけたばかり。

 さらに、抜群のルックスで男性人気が高い佐藤渚アナが、サッカーJ1・浦和レッズ所属で日本代表MFの柏木陽介と、3月3日に入籍した。夫の仕事が仕事だけに、内助の功に徹するため、いつ寿退社してもおかしくない。

 同局とて決して無策ではなく、15年度には「2013年度ミスキャンパス慶應」の宇内梨沙アナ、上村彩子アナと2人の女子アナを採用したが、本格的な戦力となるのはまだ先。このまま、主力女子アナの退社に歯止めがかからないようなら、いくら新卒で補充をしても、それこそ「そして誰もいなくなった」状態になりかねない。
(文=森田英雄)

最終更新:2016/03/30 10:00
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