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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > ゲス不倫の次はセクハラ&二股議員
週刊誌スクープ大賞

「政治家というよりは、性事家」“安倍チルドレン”に今度はセクハラ&二股疑惑!

 お次は、広島県府中町立府中緑ケ丘中学で起きた中3の男子の自殺事件。学校側のずさんな処理のために、彼がやってもいない「万引き」歴が引き継がれ、おかげで彼は志望校への推薦を受けられず、失望の末に自殺したとみられている。

 しかも生徒指導推進委員会で、彼の万引き歴は間違いであると指摘され、参加した教員は手元の資料を訂正したのに、肝心の元データの修正に思い当たる者は誰一人いなかったと文春は報じている。

 そのため担任の女性教師は、彼にはっきりと確かめることをせず、曖昧なままで進路指導を続け、希望した私立高校の専願を不可能だと、彼に通告したのである。

 彼が、そのことを担任から聞かれたとき、はっきりと否定していればという悔いは残るが、担任は彼の言い分より残されたデータのほうを信じてしまったのであろう。

 こうした人間の人生を大きく左右するものに関しては、曖昧にせず、何度も「指さし確認」をしなければいけないこと、言うまでもない。

 今週の25日から公式戦が始まるが、巨人軍から始まった野球賭博問題は他球団に飛び火し、このままいくと公式戦開幕どころではなくなるかもしれない。

 今週の文春は、この問題のキーマンであるB氏が「高校野球くじ」について明かしている。高校野球が始まると参加者が最大で4チームをくじで引いて、1チームにつき1万円を払う。さらにいろいろな罰則があり、追加で1万円を払うから、優勝校を当てた者は数十万円を受け取ることができるそうだ。

 私も現役時代は高校野球シーズンによくやっていたから、1万円程度なら、とは思うのだが、B氏が野球賭博常習者だと知って選手たちが参加したとすれば、野球協約に違反している可能性があると文春は言っている。

 試合前に選手が円陣を組んで、担当者が「頑張ろう!」などと声出しをして、その試合に勝つと、担当者以外の選手が数千円ずつ払う賭けについては、新聞などでも報じられ、あまり連勝するとカネを払いたくないためにわざと手を抜く「敗退行為」を招く恐れがあるといわれる。

 こうした件はともかく、野球賭博に関してNPB(日本野球機構)は徹底的に調べ、膿を出し切るべきである。そのために開幕が遅れようと、主力選手の名前が挙がろうと、腹をくくり、賭博に必ず絡んでいる暴力団を排除しなければ、野球はますますファンから見放される。

 先週ここで紹介した「保育園落ちた日本死ね!!!」という共働き主婦の「悲鳴」が、最初は冷たかった安倍首相を動かしたと伝えた。

 今週も、文春でジャーナリストの猪熊弘子さんが「保活」地獄の実態をレポートしている。

 保育園に入れる難しさは東京都が一番で、その中でも特に待機児童が多いのは、杉並区、世田谷区、台東区、渋谷区、目黒区、板橋区で、2倍を超しているという。

 都内に住む30代の母親は「認可保育園に子どもを入れるなんて、東大に入るよりも難しいと思ってますよ」と話している。

 認可保育園の申請前に認可外の保育園に預けていると少し有利になるそうだが、認可外は月10万円以上するところもあり、簡単ではない。

 なかには、妊娠チェッカーで陽性反応が出るとすぐに保育園を見て回り始めたが、精神的に追い詰められて切迫流産になって安静を強いられたという話も数多くあるという。

 一億総活躍社会などという「お題目」を唱えていても、それを実現するためのさまざまな政策を進めなければ「画餅」でしかない。安倍首相に任せておいたのでは、何も進まない。それだけは、日本人の多くに浸透したはずである。

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