写真館の“毒メイク”が原因で花嫁がブタ顔に!「皮膚はボロボロ、顔はパンパン……」
2016/03/21 14:00
#中国 #東アジアニュース
結婚記念写真を撮る前の嬌さん。特に変わった様子もない
中国では、結婚記念写真は結婚式のだいぶ前に撮るのが一般的。写真館でさまざまな衣装に着替えて撮影したり、風景のよい街角や観光名所などでは、ウエディングドレスとスーツ姿のカップルがカメラマンの前でポーズを取る姿もよく見かける。中には、わざわざ海外リゾートへ出かけて撮影する富裕層もいるほどだ。
遼寧省瀋陽市に住む女性・嬌さんもそのひとり。今年5月に結婚式を控え、婚約者と共に地元の写真館で結婚記念写真を撮影したのは1月。ところが翌日、嬌さんは幸せな日々から奈落の底に落とされた。「瀋陽晩報」(3月10日付)などが、その様子を伝えた。
朝起きると顔にかゆみを感じ、頬に手を当てると、皮膚がボロボロとこぼれ落ちてくる。嬌さんは恐る恐る鏡をのぞくと、そこに映し出された自分の顔を見て驚愕した。
鏡の向こうにいたのは、まるで別人。顔はパンパンに膨れ、皮膚が真っ赤に腫れていたのだ。まぶたもふさがり、目などはほとんど細い線にしか見えなかった。「その時の私の顔は、まるでブタみたいに腫れていた」と嬌さんは言う。撮影の翌日だっただけに、これは写真館がメイクに使った化粧品が原因でかぶれてしまったのは明らかだった。
すぐさま写真館に行ってその顔を見せると、店員は親切に病院まで付き添ったという。医師の診断は化粧品アレルギーによる皮膚炎。その時の治療費に2,800元(約4万8,000円)強かかり、写真館側は3,000元(約5万円)を慰謝料として支払うことに同意したという。
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