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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 脇坂英理子を出演させたTV局の罪

詐欺逮捕の“セレブ女医”脇坂英理子を出演させ続けたテレビ局の罪「スタッフも架空の患者に?」

 本人は出演番組で「5,000万円の年収があるが、貯金はゼロ。一晩で900万円を使う」とホスト通いなどを豪語していたが、犯罪者の話を疑いもせず、紹介していたメディアの罪はなかったか?

「美容関連で年収5,000万円なんて、よほどのセレブ患者を200~300人は抱えていない限りそんな額にならないですし、そんなに儲かっていたら、休業トラブルなんて起こっていない」とは医療関係者の話。

 現在「Ricoクリニック」が、そもそも詐欺システムありきで開業した可能性も出ているが、一説にはテレ朝とテレ東の番組スタッフには架空の患者役となっている協力者がいたともささやかれる。

 もしこれが事実なら、番組は犯罪者を起用していただけでなく、その犯罪の片棒を担いでいたことにもなる。今回の事件では、その売り上げが暴力団の資金源にもなっていたという話もあり、公共的使命を担うテレビ界にとっては非常に危うい話だ。

 最悪、局内に捜査員が押しかける事態になるかもしれず、脇坂容疑者が逮捕されたことで、冷や汗をかくテレビマンがいるのなら、早めに真実を打ち明けておいたほうがよさそうだ。
(文=藤堂香貴)

最終更新:2016/03/14 12:00
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