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週刊誌スクープ大賞

“ヘア・ヌード”生みの親が、悩める週刊誌に助言「SEX記事はやめるべきではない!」

 次もポストの記事。全員が認知症の村があるそうだ。

 ポストによれば、オランダの首都・アムステルダムから車で20分ほど走った田園地帯にその村はあるそうだ。3~4メートルほどの高い塀にぐるりと囲まれているそうだが、この村は、オランダ企業のヴィヴィウム・ケアグループが運営する介護施設「ホグウェイ」という。

 その広報担当者がこう説明する。

「ここは09年に開設された介護施設ですが、入居できるのは認知症患者だけで、現在152人が暮らしています。他にはない特徴の一つとして約1万2,000平方メートル(甲子園球場のグラウンド面積とほぼ同じ)の敷地がひとつの『街』のように機能していることが挙げられます。カフェやスーパーマーケット、映画館など、入居者がくつろげる環境を整えています」

 患者を病院や施設に閉じ込めるのではなく、極力それまで通りのライフスタイルを送らせてあげることが、どんな治療にも変えがたいケアになるというのである。敷地内には、約250人のスタッフが配されている。英国紙「ガーディアン」が「認知症患者のためのテーマパーク」と報じたそうだ。

 日本の認知症患者は、予備軍も合わせて800万人と推計されているとポストは書いている。そこまではどうかと思うが、厚労省によると2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといっている。

 いまや認知症の治療はアメリカでは医療費のナンバー1になっており、日本もすぐに追いつくことは間違いない。このような施設は、日本でも研究する必要があるはずだ。

「ホグウェイ」では認知症の高齢者が違和感なく日常生活を送れるように、カフェやレストラン、スーパーマーケット、美容院、映画館なども併設されている。普通に見えるスーパーの店員も美容師も皆、施設スタッフ。買い物は、事前に渡されているカードで決済。利用額の上限が決まっているので、買いすぎて混乱することはないようだ。

 だが、入居費用は月額6,000ユーロ(約62万円)と、相当高い。それに、食費などは別途自己負担になる。よほどのセレブでないと入れはしない。

「認知症患者がそれまでと同じように生活できる環境を設けているのは、彼らをリスペクトしているからです。そうした取り組みがメディアで取り上げられれば、認知症患者にスポットが当たり、人々が考えるきっかけになります。その意味でもこの施設が存在する意味は大きいと考えています」(広報担当者)

 下流老人には夢のまた夢だが、どうせ認知症になれば周りのことは気にならなくなるのだから、どこでもいいからこんな施設の廉価版を造ってほしいものである。それも、早めにだ。

 第3位。フライデーが桂文枝と20年来の愛人だった紫艶(38)の告白を3週続けてやっている。今週は、文枝が毎月彼女に振り込んでいた「愛人手当」を証明する銀行の通帳を掲載している。その額、20万円。彼女のマンション代を支払っていないとすれば、師匠は30以上若い愛人を比較的安く囲っていたということになるのではないか。

 紫艶がしつこく文枝の情のなさを言い募るのには訳がある。あるワイドショーのスタッフから「師匠の気を引こうとしてLINEで〈死にたい〉と書いたんでしょ?」と言われたという。

 仲のいいマスコミに、彼女があたかも「危ない女」であるかのような証拠として、LINE情報をリークした師匠に失望し、再びフライデーの取材を受けることにしたというのである。会見で「交際の事実はない」と全否定し、証拠を突き付けられるとダンマリを決め込んだ。愛人と別れるこのようなケースで、文枝師匠は最悪の選択をしてしまったようだ。

「師匠は『新婚さんいらっしゃい!』のクッションを、私の腰やお尻の下に入れて愛し合うのが好きでした。師匠との日々は『新婚さんいらっしゃい!』抜きでは語れないですね」(紫艶)

 その上、新たな事実が出てきた。大阪府池田市の桂文枝の豪邸をフライデーが訪ねると、雨戸は閉ざされ、玄関先のプランターの花は枯れたまま。近所の住民は「ここらで文枝さん、見たことないわ。5~6年前から、奥さんも見かけへんようになった。別居しているいう噂は、ずっとありますけどね」と話している。

 愛妻家の仮面も剥がれそうである。

 騒動は、まだまだ続きそうだ。3月7日のスポニチにこんな記事が載った。

「演歌歌手の紫艶(38)と20年にわたる不倫疑惑の渦中にある落語家の桂文枝(72)とみられる全裸写真がネット上に流出する騒ぎがあったことが6日、分かった。交際相手と主張している紫艶のフェイスブックに上げられたもので、本人は『携帯電話から流出した。なぜ写真が載ったのか分からない』と説明している。熟年離婚にもつながりかねない“リベンジポルノ”騒動。世間でも大きな波紋を呼びそうだ。紫艶によると、写真は15年以上前に大阪市北区にあった文枝の2LDKのマンションで撮影したという」

 文枝師匠の全裸写真など見たくもない。紫艶が意図的に流したとは思えないが、事務所側は告訴も検討すると言っているようだから、第2、第3幕があるようだ。

 そういえば、こんな話もあった。六本木・高級ホテルの高層階バーラウンジで、TBSの女子アナ・小林悠(30)と実業家男性の「親密」な姿が目撃されたのは1月中旬のことだったという。

「男性が小林アナの肩に腕を回して体を密着させると、互いに耳元で囁き合っては笑い合っていました。小林アナは彼の太ももをサワサワと撫でているような様子で、ニュース番組で見せる表情とは全然違う雰囲気でした」

 こう報じたのは、週刊ポスト(2月12日号)。彼女はアメリカ人とのハーフで、お茶の水大卒。この春から『NEWS23』のキャスターに就任するはずだった。

 だが、3月3日付のスポニチに同番組への出演を取りやめると報じられ、翌4日には、健康上の理由で同局を依願退職した。

 電撃退社のきっかけとなったのはポストの記事で、「関係者によると、この報道あたりから精神的に不安定な状態に」(スポニチ)なったという。

 また「知人によると、報道後は『周りから結婚するの? と聞かれる。詮索されるのがつらい』と漏らしており、交際相手とうまくいってなかった様子。『男性に少なくとも別の女性か、結婚している相手がいたかもしれない』と話す関係者もおり、男性の仕事についても『報道番組を始める上で懸念すべき点があったのかもしれない』と話す局員もいる。それが本当ならば“ゲスな男”にだまされた末の悲劇という可能性がある」(同)

 1本の小さな記事でも、書かれた本人の人生を大きく変えてしまうことがある。小林アナは評価の高い女性のようだからフリーになってもやっていけるだろうが、相手の男性が「顔認証による防犯システムを行うベンチャー企業」の起業家と書かれ、特定できることから、なんらかの事情が起こり、彼女から離れていったのかもしれない。これ以上の詮索はやめておこう。

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