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日刊サイゾー トップ > その他  > 百田尚樹が『殉愛』を「小説」と

自爆証言した百田尚樹がメルマガでトンデモ裁判報告!『殉愛』を「小説」と書き、たかじんの娘をさらに誹謗中傷

 しかも、百田氏はこのメルマガで、またしても嘘を書き連ねている。百田氏は長女の次は元マネージャーのK氏に矛先を向け、実名を挙げた上で、〈ちなみにさくらさんの悪口のほとんどの出所はK氏(メルマガでは実名を表記)です〉と記述。さくら夫人が訴えた大阪のブログ主(その後、和解)やたかじん氏の元弟子(控訴中)は、K氏が情報の出所だというのだ。

 しかし、〈さくらさんの悪口のほとんどの出所〉は、K氏だけであるはずがない。今回の騒動は、『殉愛』の内容に胡散臭さを感じたネット上の人びとの追跡調査によって、さくら夫人のイタリア人男性との婚姻歴が暴かれたことに端を発する。つまり〈悪口〉などではなく、『殉愛』の記載内容が真実ではないという告発であったのだ。

 だが、百田氏はこうしたネットで大反発を受けたことも、〈世間の嫉妬〉と表現する。

〈しかし世間の嫉妬は恐ろしいものがあります。「たったの2年間看病しただけで、2億円もの遺産を貰った女は許せない!」というものです。またさくらさんの過去に結婚歴があったということで、悪女であると決めつけて、猛烈なバッシングをしました。中には、幻冬舎も百田もグルだという声もありました。〉

 やはり、この人は何もわかっていない。ネット上で批判が噴出したのは、夫人が〈2億円の遺産を貰った女〉だからではなく、「ノンフィクション」を謳っているのに読者を欺く嘘の記述があったからだ。さらに〈百田もグル〉という批判は、さくら夫人が「OSAKAあかるクラブ」へ寄付金放棄を迫った際に百田氏も同席していたという事実があってのこと。これは著者と取材者の関係を越えたノンフィクション作家としてあるまじき話であり、〈グル〉と非難を受けるに値する行為だ。

 長女の訴えに対する反省はおろか、いまだ書きたい放題の百田氏。以前、百田氏はTwitterに〈本には敢えて書かなかったいろんな証拠を、すべて法廷に提出する。一番おぞましい人間は誰か、真実はどこにあるか、すべて明らかになる〉と投稿しているが、さっさとその証拠とやらを見せてほしいものだ。
(編集部)

最終更新:2016/03/05 13:00
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