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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 今井絵理子、暴かれた婚約者の前科
週刊誌スクープ大賞

「未成年にコンドームありで“本番”もさせていた」今井絵理子、暴かれた婚約者の前科にどう出る?

 だが、現代に言わせると、黒田総裁は新居のために1億円近いキャッシュを使ったから預金は目減りしており、老後を考えたら1円でも多くの資金的余裕を確保したいはずだ。

「つまり、景気を上向かせるためにも、自分の老後を考えても、黒田総裁がマイナス金利政策をどんどんエスカレートさせていくことだけは間違いない。18年の総裁任期満了までの少なくともあと2年、日本ではマイナス金利という異常事態が続くということを覚悟しなければいけない」(日銀ウオッチャー)

 だが、黒田総裁も安倍首相も頼りにするアメリカ経済に赤信号が点っているのである。週刊エコノミスト(3/8号)は「アメリカ大失速」という特集を組んでいるが、その中でニューヨーク在住のエコノミストがこう警告している。

「原油価格が反転せず、各国が財政も打てない中で、米国が誤った判断で利上げを行ったり、想定外リスクが起きれば、株式などリスク資産の売りが進んで、気づいたら“恐慌状態”に入っていたというシナリオもありうる」

 そうなれば世界経済に危機的状況を生むことになる。そうならないことを願うが、前途は多難であることは間違いないようだ。

【巻末付録】

 グラビアから。ポストは相変わらず「きれいな渡辺さん」「マナミという名の実」「艶色美熟女図鑑 東凜さん29歳」。写真はいいが目新しさはない。

 現代は「幻のアイドル 栗田ひろみ」。彼女は23歳で突然引退したそうだ。「元地方局美女アナ・塩地美澄」「高層ホテルの女」。袋とじが「人気No.1セクシー女優・上原亜衣監修 愛のあるフェラチオ講座」。これって、大昔の婦人雑誌についていた袋とじ付録を思い出させてくれる。懐かしいね。中身は十年一日だけどね。

 記事にいこう。ポストは「富島健夫文学は性愛小説の最高峰だ!」とやってきた。

 富島氏(1931~98年)は早稲田大学3年時に書いた『喪家の狗』が芥川賞の候補になり、卒業後に河出書房に勤務しながら『黒い河』でデビューした。57年に同社が倒産したのを機に専業作家の道を歩み、『雪の記憶』『恋と少年』などの青春小説を次々と発表した。

 やがて川上宗薫、宇野鴻一郎とともにポルノ御三家と呼ばれるほどの売れっ子になっていく。面白いといっては失礼だが、3人とも純文学出である。純文学ではメシが食っていけないと始めた官能小説でバカ売れしたのは、喜ぶべきことなのか。

 富島氏の「プレイボーイと女性たちが生み出す芸術的性愛『初夜の海』」「映画・ドラマ化され過激な性描写が議論を呼んだ『おさな妻』」「美しき女性たちとの性遍歴を描いた自伝的小説『女人追憶』」などを紹介している。やはりなかなかの名文である。一読の価値ありだ。

 現代のほうは、毎度おなじみの「もう一度セックスしませんか」というタイトルで「生きててよかった あの女性器が忘れられない」「認知症防止にも役立つ 60歳から『脳が歓ぶセックス』を楽しむ」「写真集カメラマン、映画スタッフらが明かす 岡江久美子、田中好子、池波志乃、名取裕子、かたせ梨乃、十朱幸代ほか 私が見たあの有名女優の『裸身』と〇×△」。第二部は「『まだ勃つ人』『だんだん勃たなくなってきた人』『しばらく勃ってない人』タイプ別仁王立ちを取り戻す作戦を教えます」。お暇な方は読んでみてください。今週も先週に続いて、引き分け~!
(文=元木昌彦)

最終更新:2016/03/01 21:00
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