傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」
炭鉱の町に小エロを投入「鉄岩炭鉱歴史村」
2016/03/04 18:00
#韓国 #東アジアニュース #韓国珍スポ探訪記
見る角度によって裸になる名画。みやげ物店に売ってそう
おおっと、その先には!
いや、がっかりするのはまだ早い。部屋の奥には、赤字で大きく「19」と書かれた新しい部屋が待ち構えていた。19歳未満は入場できない、過激なエロスがここに花咲いているのだろう。入り口にはまた、このような説明が書かれている。
「……エロチックなインスタレーションを通し、出会いについての新しい意味を伝え……」
またもやよくわからないが、作品を感じてもらう前に思いっきり説明してしまうのは、韓国の美術館あるある。出会いについての新しい意味がなんだか考える前に、レンタルビデオ屋のアダルトコーナーに入るような気持ちで飛び込んでみる。そこにあったのは……。
なんだこれ
バラバラになった操り人形みたいなものが天井から吊るされ、スポットライトに照らされている。手足が時々あさっての方向を向いているその影が示すものは、ひょっとして、性行における体位ではなかろうか。しかし、人形をつるす糸がいくつか切れており、体位に見えないどころか時々手足がぶっ飛んでいるなど、がっかりすぎる仕様となっている。
ほかにも裸体をモチーフにした立体作品が数点あるが、これで19禁とは……
問題の「カッチバルの部屋」は、これで終わり。単に炭鉱の様子を紹介するだけでもよかったのに、なんでこんな中途半端なエロスを投入する必要があったのだろうか? いや、このトホホ感、うっかり感こそ珍スポならではの醍醐味かもしれない、と自分に言い聞かせつつ、次のスポットへと向かった。
(取材・文=清水2000)
最終更新:2016/03/04 18:00
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