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元キンコメ今野浩喜「たけし映画」に出演内定か!? 「東京スポーツ映画大賞」にてエールを飛ばす

元キンコメ今野浩喜「たけし映画」に出演内定か!? 「東京スポーツ映画大賞」にてエールを飛ばすの画像1

 2月28日、ビートたけしが審査委員長を務める「第25回東京スポーツ映画大賞」および「第16回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が、港区の東京プリンスホテルで行われた。

 今回のノミネート作品は、たけし審査委員長が事前に「(第25回は)『龍三』祭りにする」と語っていたように、北野武監督作品『龍三と七人の子分たち』が監督賞・主演男優賞・助演男優賞・作品賞の4冠を達成。ほかの作品としてはジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(外国作品賞)、是枝裕和監督『海街diary』(主演女優賞・助演女優賞)の合計3作のみが選ばれていた。

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 東スポ映画祭は、毎度お馴染み「たけしの独断と偏見によって作品を決める」という名目の映画祭ではあるが、毎回の審査方法についてたけしは「いつも身内びいきの受賞式とかいわれているけど、各映画祭の代表者がつけた点数をもとにオイラが点数を追加する方式は守っているから、ノミネート作品は本当に力のある作品しか残っていないんだよ。もちろんオイラが勝手に100点とか追加しちゃうんだけどな」と笑いながらコメント。

 途中、北野監督が東スポの会長から監督賞の賞状を受け取る際、思わずたけし審査委員長が笑ってよろけてしまうなどハプニングはあったものの、会場には龍三役の藤竜也(主演男優賞)、中尾彬、近藤正臣、品川徹ら七人の子分全員、敵役の安田顕(以上、助演男優賞)、プロデューサーの森昌行の合計10人の『龍三』関係者が参加するなど宣言通り『龍三祭り』に沸いた。

 また『海街diary』からは主演女優賞・助演女優賞を受賞した綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すず、そして監督の是枝裕和が参加。舞台では、綾瀬・長澤・広瀬・是枝・たけし5人による「コマネチ」が実現。美女3人との「コマネチ」に感動したたけし審査委員長は監督賞の受賞者を北野監督から是枝監督に変更すると宣言。結果、『海街diary』が『龍三』と同じ3冠に並ぶという珍事もあった。

 また、『エンターテインメント賞』では、話題賞としてSMAPのほか野々村竜太郎元県議、上西小百合衆院議員とその秘書ら、話題の人物が選ばれた。SMAPは多忙のため、野々村元県議は保釈中のためもちろん不参加であったが、「国会欠席騒動」で世間を賑わした上西議員とその秘書は参加。上西議員は「(あの騒動が原因で)秘書は彼女がいなくなってしまった。誰かいませんでしょうか」と秘書の今後を心配した。

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 また激励賞には昨年末の相方の逮捕であえなくコンビ解散となってしまった元・キングオブコメディの今野浩喜が受賞。登壇した今野は今回の騒動について「割と心の整理はついているのですが、改めて『相方の逮捕』と紹介されるとキツイですね……」と神妙な顔つき。しかしその直後「最近よく勘違いされるのですが……捕まったのは僕ではありません! ビジュアルで判断しないでください! それだけ皆さんにお伝えしたいです!」と笑いをさそった。

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 たけしは「(今野は)落語も漫談もうまいし、俳優としての評価も高い。長い長い芸能人生なんだから、今回の件は今回の件として今後の芸の肥やしとして頑張ってもらいたいね。今度、映画に誘うから出てよ。『女性のサドルを盗む役』とかで(笑)」「まあ、サドルであれば考えます。自分のマイナスにならないよう俳優もお笑いも続けていきたい」と心境を語った。

 例年に比べノミネート作品および人物は少なかった今回の映画祭&エンタメ賞であったが、それぞれの内容は濃く、まさに激動の年だった2015年を反映した授賞式であった。
(文・写真=穂積昭雪[山口敏太郎事務所])

最終更新:2017/05/16 17:42
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