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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『アッコにおまかせ!』が正念場

4月改編で正念場! 和田アキ子は“最後の聖域”『アッコにおまかせ!』を死守できない!?

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“芸能界のご意見番”こと和田アキ子の看板番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)が正念場だ。

 同番組は1985年10月にスタート。タモリ司会でおととし3月に放送終了したフジテレビ系『笑っていいとも!』なき後、テレビ界を代表する長寿番組となっている。


 だが、TBS関係者は「マンネリ化しているし、アッコさん人気も下降気味。本音を言えばリニューアル、ないしは打ち切りたい」と話す。

 裏番組にこれといった強力コンテンツがないのに、視聴率は1ケタ台を連発。前番組は同時間帯でダントツの視聴率を誇る爆笑問題の『サンデー・ジャポン』だけに、その勢いを『おまかせ!』が殺していることになる。

『サンジャポ』の時間帯も、松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ系)が猛追中で、うかうかしていられない。しかも4月からは、ビートたけしがMCを務める『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)が昼11時台の枠に移動してくるという。

「今は、前番組『サンジャポ』の恩恵でなんとかなっている『おまかせ!』ですが、4月からたけしさん乱入で、視聴率争いがますます熾烈になる。結局、テレビ局は視聴率優先主義。あの『いいとも!』ですら終わったので、TBSが英断を下しても文句は言えない」とはテレビ関係者。

 打ち切りとなれば、和田サイドの猛反発が予想されるが……。

「前々から、(所属事務所)ホリプロの全タレント引き揚げをチラつかせているそうですからね(笑)。ただ、それより現場の信頼関係のほうが問題。昨年、番組内容をめぐりBPO(放送倫理・番組向上機構)から過去の番組に対する人権侵害の指摘と是正勧告を受けた時、謝罪放送は局アナだけで、メーン司会の和田さんは出なかった。聞けば、和田サイドが『制作側の問題だろ!』と突っぱねたとか。これには、長年ともに頑張ってきた番組スタッフも、ガックシきてしまったそうです」(同)

 腕っぷしなら和田の完勝だが、視聴率はそうはいかない。激戦区となる今春以降が見ものだ――。

最終更新:2016/02/21 08:00
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