清原和博容疑者逮捕についての質問に口をつぐんだ“ミスター”長嶋茂雄氏に批判の声
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読売ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督が13日、宮崎キャンプを視察。その際、報道陣からかつての“教え子”である清原和博の覚せい剤逮捕について、「ああいうことになりましたが……」とコメントを求められると、表情を曇らせ沈黙。再度、同じ質問が飛んだが、「んんん……」とうなったまま車へ乗り込んだ。
2人は、清原容疑者が西武ライオンズから巨人に移籍した1997年から2001年まで、監督と選手という間柄だった。清原容疑者が西武からFA宣言した際には、長嶋氏自ら巨人入団を説得している。
「1月11日の名球会のイベントで、長嶋氏から『清原、元気にしてるか! いつも君の話をしていたんだ。君はまだまだ若い。頑張るんだぞ!』と激励の言葉をかけられた清原容疑者は平身低頭。ブログでは『涙が出るのを必死で我慢した』とつづっています。“番長”と呼ばれ、周囲から孤立している状況下において、長嶋氏だけが自分のことを気にし、叱ってくれるという思いがあったからこそ、涙があふれたのかもしれません。長嶋氏も、清原容疑者に薬物疑惑がかけられていたことを知っての発言だったはず」(スポーツライター)
しかし、ネット上は、長嶋氏の冒頭の対応について、批判の声があふれ返った。「知らぬ存ぜぬでもいいが、FA時に説得したのは自分なのだから、1回はコメントするべき」「自分が長い間指揮していた選手の不祥事に対して、少しくらいは責任を感じたコメント出すだろ」と、多くの人の目には長嶋氏が不都合な質問から“逃げた”ように映った。
「すでに元チームメイトの野村貴仁氏が、清原容疑者が巨人時代から覚せい剤に手を染めていたこと、それをチームメイトみんなが知っていたことを明かしています。長嶋氏も、当時の清原の“異変”を、一度や二度は目撃したこともあるはず。うかつにコメントを出せないにしろ、野村克也氏など多くの球界OBがこの事件に向き合っているのですから、『んんん……』では済まされないと思いますね」(スポーツ紙記者)
旧態依然としたスポーツマスコミが過剰に“神聖視”する長嶋氏だが、現役時代を知らない若いファンが今回の長嶋氏の対応に違和感を覚えるのは無理のないことだろう。明るいニュースだけでなく、バッドニュースにも真摯に対応してこその「ミスタープロ野球」ではないだろうか?
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