「糖質制限ダイエット」は、やっぱりヤバすぎる!? 第一人者“急死”の衝撃
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
──宮沢さんという女性のことを聞くと、
「知らないよ。知らない、知らない」
知らぬ存ぜぬで切り抜けられるはずはないのだが、宮崎氏とすれば、これから起こるであろう諸々のバッシングに頭の中が真っ白になっていたに違いない。
男の子買春議員、パンツ盗人議員、あっせん利得疑惑議員の次は、ゲスメン議員か。これだけ自民党議員にスキャンダルが頻発しているのに、安倍内閣の支持率が下がらないというのは「異常」というしかない。
宮沢氏の母親がインタビューにこう答えている。
「娘から何となくは聞いています。でも、その議員さんは子供が生まれたばかり。結婚も二度目でしょう。娘は独身ですが、分別ある年齢です。まさかそこまで馬鹿じゃないと思う。私は娘を信じています」
だが、あまりにもふざけた振る舞いに宮崎議員への風当たりは強く、安倍首相も庇いきれなくなったのだろう。2月12日に宮崎議員が国会内で記者会見して、議員辞職することを表明した。
不倫相手とは1月4日に着物の着付けをしてもらったことで知り合い、会ったのは3回。京都へ行こうと誘ったのは自分からだったと認めた。妻のお産に立ち会い無事産まれたが、妻の産後が思うように回復していないのに、このような不適切な行為を行ったことを申し訳なく思い、妻と子どもには一生涯償っていきたいと、時折大きく息を吸い、目を潤ませながら何度も頭を下げた。
私はニコニコ動画で中継を見ていたのだが、野々村某とは違って潔く自らの愚行を認め、辞職したのは男らしくてよかった。
不倫を報じられた国会議員が、記者会見を開いて謝罪し辞職するというのは初めてではないか。いい前例になったと思う。買春疑惑、盗人疑惑の自民党議員も記者会見を開き、疑惑を認めるなり反論するなりしたらどうだろうか。
放映中にコメントが次々に流れたが、「もう文春は神」「センテンススプリングの破壊力」など文春を評価するコメントが多かった。他の週刊誌の諸君はこれを見てどう思ったのだろう。
【巻末付録・現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!】
まずはグラビアから。ポストは例によって新シリーズ「きれいな渡辺さん」を巻頭に持ってきている。後半は「イエローキャブ『巨乳伝説』」で、かとうれいこ、雛形あきこ、堀江しのぶ、細川ふみえ、佐藤江梨子などの豊満な胸を強調したグラビア。「写真家たちの『アートなエロス』」という芸術ヌード。ヘアはチョッピリある。
現代はSEXYとは違うが、ひと味違う「自律神経に効く 大人の『塗り絵』」をやっている。塗るだけで体の調子が良くなると、医学的にも塗り絵は推奨されているそうだ。
今週の売り物は、例のイクメンからゲス議員に成り下がった宮崎謙介議員と京都でお泊まりをした「不倫相手の宮沢磨由さん(34歳)」のセクシーショットを公開している。
なかなかそそるカラダだが、宮崎議員はこの写真をどう見るのだろう。感想を聞いてみたいね。
笑えるのは「英国・名門オックスフォード大 女子ラクビー部員が全裸に」というグラビア。たくましすぎてこちらが萎える。もう一本は、「佐々木心音 もう限界」。女優が挑む新境地というなかなかHな写真である。
おまけに袋とじは巨匠・沢渡朔氏が撮ってあった「半分弱」じゃなかった「范文雀」の幻のヘアヌード。懐かしいね。カワイイヘアもある。
グラビアでは現代が圧勝だ。
さて記事のほうは、あいも変わらずポストは「死ぬまでSEX」。ベッキー騒動で不倫は180度変わったというのだ。
要は、ベッキーのようにヘマをしないで偽装工作を完璧にするようになったというのだ。男はそれにだまされ続けているというお話だが、新味はない。
現代のほうもマンネリ一歩手前の「あの素晴らしいセックスをもう一度」。女から「大きいのね」「お強いわ」といわれれば、男は奮い立つというのだが、当たり前すぎて紹介する気にもならない。
もう一本は「スマホで楽しむエロ動画 みんなが困っていることにお答えします」。エロ動画を見ていて高額請求が来たらどうするのかなどの質問に答えるというもの。
そして今週も、若手実力派女優たちの「覚悟のヌード」と謳って、常盤貴子・鈴木保奈美・水野美紀・市川由衣・高岡早紀・吉高百里子・沢尻エリカなど名前は豪華だが、彼女たちのヘアヌード写真を拝めるわけではない。欲求不満になる。
というわけで今週もグラビアで圧勝した現代の勝ち!
(文=元木昌彦)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事