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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 降板相次ぐ今春の改編でどうなる?

降板・交代劇が相次ぐ今春の改編 番組の「顔」が代わることで変わることとは?

(3)安易な「便乗リニューアル」が増える

 あまり歓迎したくない変化の可能性としては、今後「便乗リニューアル」が増えそう、というものがある。特に、司会者を代える機会を探していた局にとっては、絶好のチャンス、とばかりにリニューアルに踏み切る可能性は高い。

 もちろん、「顔」が代わることをキッカケに面白い番組へと発展するのなら大歓迎だ。だが、多くの場合、「予算削減」の事情とも相まって局アナやフリーのアナウンサーを起用する方向に動きそう、というのも懸念点。もちろん、アナウンサーの職人的役割は重々承知しているが、それが番組に「格」や「華」をもたらすか、といえばそんなことはまずないだろう。

……と、ここまで書いていたら、『スッキリ!!』上重アナの後任として、ハリセンボンの近藤春菜の出演を調整中、というニュースが入ってきた。そうそう、期待したいのは、こういう変化です。さすがは、目下一人勝ち状態の日本テレビ。やるべきことがわかっている。

 それに比べてフジテレビは、「早朝4時から午後7時まで15時間生放送編成」というのが春の改編の売りらしい。求めているのは、そういうことじゃないと思うんだけどなぁ。
(文=オグマナオト)

最終更新:2016/04/01 12:09
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