迷走続けるフジテレビ 打ち切りの『ごきげんよう』、昼ドラの後枠は低視聴率番組の“拡大”!?
2016/02/08 10:00
#テレビ #フジテレビ
フジテレビ系『ライオンのごきげんよう』より
迷走を続けるフジテレビが、またもや疑問符がつく方向に打って出る。
フジは今春の改編で、昼の長寿番組『ライオンのごきげんよう』(月~金曜午後0時55分~)と昼ドラ(同午後1時25分~)を打ち切ることが明らかになっていたが、なんと後継番組は“なし”。空いた枠は、いずれも低視聴率で苦しむ『バイキング』(同午前11時55分~)、『直撃LIVE グッディ!』(同午後1時55分~)の放送枠を拡大するというのだから、開いた口がふさがらない。
『バイキング』は50分拡大され、午後1時45分まで放送。この後に、『グッディ』が現行より10分早く始まる。『グッディ』の終了時間はこれまでと同じ午後3時50分で、『みんなのニュース』(同午後3時50分~7時)につながる。
これにより、フジの月~金曜は、5分間のミニ番組『国分太一のおさんぽジャパン』(同午前11時25分~)を除き、『めざましテレビアクア』(同午前4時~)に始まり、『めざましテレビ』(同午前5時25分~)、『とくダネ!』(同午前8時~)、『ノンストップ!』(同午前9時50分~)、『FNNスピーク』(同午前11時30分~)、『バイキング』、『グッディ』、『みんなのニュース』と続き、実に15時間にわたって生放送となる。
好視聴率番組を拡大して、“てこ入れ”するなら話がわかるが、低視聴率の『バイキング』『グッディ』の放送時間を拡大するなど、まさに狂気の沙汰だ。昨年3月30日にスタートした『グッディ』など、1年で打ち切りも検討されたほどのひどさなのに、番組継続どころか、MCである安藤優子キャスター、俳優・高橋克実が続投するというのだから絶句する。
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