覚せい剤逮捕の清原和博は「覚悟して待っていた?」 暴力団が“架空の供述シナリオ”用意か
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覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで2月2日の夜に警視庁に現行犯逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者に、「逮捕を覚悟して待っていた」説が浮上している。
清原容疑者の逮捕は昨年から何度も記者や関係者の間でささやかれており、その根拠は警察の内偵捜査情報が漏れていたことだった。
2年前、週刊誌で薬物疑惑を報道された後、テレビでの露出が激減して経済的な窮地に立たされていた清原容疑者が、この状況で薬物を所持していたことには「中毒性」の疑いがある一方で、別の説を持ち出す人もいる。
「清原は暴力団のルートで薬物を入手していて、週刊誌の報道が出てからは、親しかった暴力団関係者が捜査の波及を恐れて距離を置いていた」
こう話すのは清原容疑者と5年ほどの付き合いがあり、その周辺情報を耳にしていたというバー経営者だ。
「“番長”と呼ばれていても、実際に会ってみると小心者であることはよく知られていたし、清原がもし逮捕されたら麻薬ルートをすべてしゃべってしまう可能性もあるわけでしょ? 捜査が長々と続いていることに業を煮やしたヤクザが、清原に『このままでは周囲に迷惑がかかったままになるから、さっさと逮捕されてこい』と、架空の供述シナリオを用意させたというウワサを聞いた」
逮捕を想定して清原容疑者がわざわざ薬物を自宅に置き、警察の踏み込みを待っていたというなら驚きだが、そうなると供述でも実際の入手ルートを隠す可能性は高まる。
逮捕直後の取り調べでは、麻薬の入手元については「今は話せない」とした清原容疑者だが「そのあたりも警察に疑われないよう、あらかじめ用意された供述の仕方かもしれない」とバー経営者。そんな姑息な話が2年間も徹底して清原容疑者を追った警視庁に通用するとは思えないが、バー経営者は「これだけの有名人が逮捕できれば、捜査班にとってすでに御の字というところもあるはず」と話す。
清原容疑者には昨年10月、逮捕のXデーといわれた日があった。この直前、筆者が東京・麻布の容疑者の自宅マンション前に行くと、TBSの取材班が連日、張り込みを行っていた。結局、逮捕はなかったのだが、私服の捜査官と見られる人物がマンションの出入りまでチェックしている様子も見られた。ただ、これだけの監視体制を本人が気付かないわけがなく、携帯電話4台を人脈によって使い分けながら自宅に薬物を持ち込んでいたのは、不自然なところもある。
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