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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 虚像に生きた清原和博の本質

SMAP中居、とんねるず、桑田真澄……断たれた思いと、“虚像”に生きた清原和博の「モロい本質」

「清原のイメージは、彼の活躍や力強い印象からマスコミが作り上げたもの。清原自身もそのキャラクターを演じ続けていた部分があったんです。もちろんあの見た目ですから怒ればそれはコワいですが、実際の清原は気弱な人間だったというのが本当のところのようで。前夫人と離婚してからは、子どもに会えたと知人に涙ながらに語るエピソードなど、浮き沈みの激しい精神状態も見て取れる。乙武氏がニュースサイト『NEWSPICKS』内で語った『弱さを、威嚇で隠しているだけなんです』というコメントは的を射ています。本質と虚像の乖離が、最終的に彼を追い詰めたともいえるでしょう」(野球記者)

 銀座の高級クラブで浴びるように酒を飲んでいたのも「演技」、もしくは「現実逃避」のようなものだったのだろうか。

 清原の性格を知り、彼のファンであったSMAP・中居正広やとんねるず、ダウンタウンは、彼を積極的にテレビに使い続けた。中居にいたっては、テレビ関係者に清原を出演させるよう取り計らっていたという話すらある。それだけのインパクトを世間に残した人物だったのは間違いない。

 しかし、周囲の思いは断ち切られた。逮捕時の写真からは、輝いていたあの頃の姿を思い浮かべることができない。

最終更新:2016/02/03 16:00
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