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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 小保方氏「告白本」に漂う空虚感

「それでも科学者?」責任転嫁、敵意むき出しの小保方晴子氏“告白本”に漂う空虚感……

 ここで仲入り。今週の現代とポストのSEXグラビアと記事を見てみよう。現代は「ブラジルの血が騒ぐ ダレノガレ明美」。SEXYポーズだが、さすがにすごい迫力。「倉持由香 お尻の神様」100cmのビッグヒップだそうだが、私にはピンとこない。「『日本一の乳首』 宇田あんり」。

 袋とじは、国民的元アイドルグループメンバーだった「三上悠亜 『本気SEX』連続写真」。要は、アイドルでは売れなくなった娘がたどる、AV路線というやつである。昔、「こんな私に誰がした」という言葉がはやった。そんな言葉を思い出させる写真である。

 ポストは、巻頭から新シリーズなのであろうか、「きれいな渡辺さんがやってきた」。ある程度の年齢なのだろう、表情、仕草がいい。黒い下着を着けた後ろ姿にはドキッとする。なかなかいい女性を見つけ出したようだ。続けて「甦る!青春のヒロイン」は、松本伊代や麻生祐未、石川秀美。

 後半の「艶色美熟女図鑑 白木優子さん 40歳」。なかなかカワイイポストの美熟女路線は正解だと思う。

 SEXYとは関係ないが、モノクログラビアの「警視庁『女性警官の素顔』」の最初のページの「東村山署刑事組織犯罪対策課 江口弓絵さん(30)」が素晴らしく凜々しくてイイ! こんな人だったら、捕まってみたい。そう思わせる女性だ。これが、今週のグラビアの第1位!

 ポストの記事は、今週は金髪娘たちの「エロ動画」を無料で見られる動画サイトの紹介。XVIDEOS、PornHub、xHamsterなどのアドレスと、英語でどう探すのかを懇切丁寧に紹介している。見たい人は買ってください。

 現代は、「女性器内性器──『ヴァギナ』『愛液』『膣壁』の不思議を解明する」というもの。なんか医学書を読んでいるようで、コーフンしない。女性のほうだって、現代を読んでこんなふうに私の女性器を見ているのかと思ったら、気味悪くないか?

 ということで、今週は美人女性警官もあったポストの圧勝。

 7位は琴奨菊の話。新潮という週刊誌のすごさは、書き出しにある。

「歴史上の戦争は二つの種類に分けられる。一つは正義の戦争であり、もう一つは不正義の戦争である」

 毛沢東の言葉を引用して始まる。読者はこれからどんな特集が始まるのだろうと読み進めれば、なんと琴奨菊の美人妻の話なのである。

 相撲界では勝負事で運気を強めてくれる女性や、絶世の美女のことも、隠語で「金星」と呼ぶ。昨年7月、琴奨菊が入籍した祐未さん(29)が、それだというのである。

 何しろ故障続きで負け越しすら経験し、カド番の危機に瀕していた夫を不死鳥のように蘇らせただけでなく、エルメスでその美貌を彩り、子どもの頃は親の仕事の関係でスウェーデンに4年間いたことがあるから、4カ国語を話せるという。帰国後、学習院大学の英語英米文化学科に進学し、手話サークルにも入会、能の研究までしていたそうである。

 そして最大の趣味は、相撲だった。琴奨菊の人柄に惹かれ、3年ほど前、彼女のほうから知人の伝手を頼って、大関を紹介してもらったというのだ。

 琴奨菊には、3カ月でスピード破局した手痛い過去があるのにである。そして交際がスタートし、2014年末、彼女はエルメスを退職し、一緒に暮らすようになったという。

 結婚後は「アスリートフードマイスター」の資格も取り、夫の栄養管理をするとともに、毎晩彼女が一生懸命大関の体をマッサージするそうである。

 美人で、夫想いで、才媛。ため息が出て仕方ない。まさに「妻をめとらば才長けて、見目麗しく情けあり」。私は金星ではなくてもいいから、星一つくらいは付いたカミさんをもらいたかった。

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