「それでも科学者?」責任転嫁、敵意むき出しの小保方晴子氏“告白本”に漂う空虚感……
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
SMAP分裂騒動は一応収まったかのように見えるが、まだまだ火種はくすぶりそうである。
文春によれば1月21日、5人は騒動後に初めて全員で『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録に臨んだ。仕事を終えて、午後10時過ぎにそれぞれが向かった先は、港区・麻布十番にある高級中華料理店「富麗華」だった。皇室もお忍びで訪れるミシュラン一つ星の店を貸し切りにして、ジャニーズ事務所のタレント一同によるSMAPの激励会が開かれたというのだから、豪華ではないか。
発起人は、今でもジャニーズのトップであるというマッチこと近藤真彦。彼の呼びかけで、東山紀之やTOKIO、V6、嵐など総勢25名のタレントが駆けつけた。ビュッフェスタイルの立食パーティーで、始めは皆、緊張した面持ちだったが、マッチが張り切って盛り上げ、場を和ませていたそうだ。
SMAPのメンバーから直接、謝罪の言葉はなかったというが、5人とも元気そうな様子で、不仲説がささやかれた木村と中居も、この日ばかりは笑顔で談笑していたと、事情を知るマスコミ関係者が話している。
この夜、タレント以外で出席したのはメリー喜多川氏の娘で次期社長の藤島ジュリー景子副社長だけだった。
だが、新潮によると雰囲気は相当違ってくる。その場の雰囲気は「和やか」とか「一致団結」と書かれていたけれど、最後まで重苦しく、まるでお通夜のようだったと民放幹部が話している。
どちらが真相かはわからないが、あれだけの騒動の後、ニコニコ「どうも」という雰囲気には、いくら軽いアラフォーアイドルでも、なれなかったのではないか。
さて、彼らの今後だが……。
「SMAPを特別扱いする雰囲気はありません。木村以外の4人は、ジャニーズ事務所の中で地盤沈下していくことは不可避です」
と芸能リポーターが語っている。
「『週刊新潮』に掲載されたメリー副社長のインタビューのとおり、4人は大手芸能事務所社長の顔を潰してしまった。それは、他の大手芸能プロも声をかけにくい“事故物件”化したということ。まったくしがらみのないプロダクションが突如力を持って現れるなら話は別ですが、それは土台無理なことなのです」(同)
木村を除いた4人の前途は、多難だという見方が多いようだ。ジャニーズ事務所とSMAPのことばかりが話題になるが、もう一方の当事者、飯島三智元マネジャーはどうなのか?
現代で、ジャニーズ事務所の元社員が「飯島さんがかわいそうすぎる」と告白している。
元社員は、それまでは事務所を支えていたのは飯島氏で、社長のジャニー喜多川氏も高く評価していた。だが、こうなったのは、母が娘を思うあまりだったという。飯島氏の台頭に危機感を抱いたメリー氏が、娘のジュリー氏を守るために、飯島氏を追い出したというのである。
そこでメリー氏側は、飯島氏が極秘で進めていた独立計画をお抱えのスポーツ紙などにリークし、計画は破綻。それにキムタクの裏切りが加わったというのだ。
だが、飯島氏が抜けた後のジャニーズ事務所の今後は大変だという。
「ジャニーさんとメリーさんがいなくなれば、テレビ局も態度を変える。何より、肝心のタレントがジュリー体制についていかないでしょう」(同)
ジャニーズ事務所の終わりの始まりが、今回のSMAPの独立騒動になると見ているようだ。人間の命には限りがある。事務所の屋台骨を支える2人も、相当な年だ。ジャニーズ帝国崩壊はそう遠くないと、私も思う。
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