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【韓国って、今どうなってるの!?】行って見て味わった「ソウル弾丸ツアー」最終回

ちょんの間からニュー風俗へ──移り変わるソウル風俗の未来「ヨンジュコル」

DSC0316510年程前のイエローハウス。路地はちょんの間がズラリと並んでいる。

(前号ルームサロンから続く)

 ポシンタン(犬ナベ)で精をつけたのに、ルームサロンではお持ち帰りもできず(経費が!)、記者のパンツの中はモヤモヤ状態。たぶん、同じ状況のピョ氏は残念ながらここで時間切れとなり家路へ。チョ氏のクルマで2人で向かったのは、最後の取材地となる仁川(インチョン)のちょんの間街「イエローハウス」だった。

 イエローハウスは韓国4大ちょんの間街のひとつといわれるが、久しぶりに行ってみると、その名とは相反する激変ぶりだった。歩きながら数えてみると、当日開いていたちょんの間は15軒ほど。前回訪れた10年前とは比べ物にならないほど小さく、寂しくなっている。

「そうです、随分減りました。このマンションがあったところも、元はちょんの間でした」

 チョ氏と話しながら歩いていると、オバちゃんが記者の腕をつかんで強引に客引きしてきた。その腕をすり抜けると、オバちゃんは罵声と思える言葉を吐いた。

「今、オバちゃんなんて言ったの?」

 チョ氏に聞くと、

「キタナイ言葉です。『チンコ小さい』みたいな(笑)」

 なんだって!? こっちはさっきから悶々としててはち切れそうなんだよ! だからヌキに来たのに、イイ女ひとりもいねーじゃねえか!! それに、チンコはデカイっていわれるよ(見栄)!

DSCN4236現在のイエローハウス。カメラの精度が上がったのでキレイに見えるが、実際は暗く寂しいだけ。

 そうなのだ、オーパルパルに比べるとサイボーグ率は低いが、そもそも女のコレベルが低くて、とても上がる気にならないのだ。

「ハァ~、イエローハウスも終わりか」

 ため息まじりにそうつぶやくと、チョ氏は言った。

「ヨンジュコル行きましょうか」
「えっ、ヨンジュコル?」

「ヨンジュコル」とは、北朝鮮国境近くにある巨大なちょんの間街で、近くの基地に駐留する軍人のためにつくられた街。ちょんの間街の中に美容室やスーパー、ATMもあり、店で寝泊まりする女のコたちは、街から出なくても生活できるようになってる。

 サイボーグ率は低くナチュラルな女のコが多いが、その分、ブスやデブもいる。しかし、絶対数が多いので、選びがいがあり、サービスも非常にいい。それでいて30分10万ウォンと、コスパもいいちょんの間なのだ。

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