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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > “ウザい女モノマネ”横澤夏子

ウザい女モノマネでブレーク! 横澤夏子「朝ドラのヒロインになったら、芸人は辞めさせていただきます!!」

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■イラつくな~って思う人がいると、ネタにして昇華

――普段は、どんなところでネタづくりをしているんですか?

横澤 普通に友達とカフェでお茶してて、「バイト先に、こういう人がいてさ」と話すと「うちの会社にもいる!」ってなって、どんどん要素が加わって、ネタが完成されますね。だから、友達と一緒に作っている感じです。「その人って、こういうこと言いそうだよね」「やめて~!!」とか(笑)。私、ネイリストの同居人と5年間ルームシェアしてたんですけど、ネイリストはホント、“歩くネタ帳”ですよ(笑)。女社会でもがいてるので。

――横澤さん、OL経験はあるんですか?

横澤 ないんです。大学にも行ってなくて、でも大学生活って、人生の夏休みって言われてるくらいじゃないですか。大学に行ってる友達がうらやましくて、“よし、私はバイトでたくさん人生経験しよう”と。バイトは20~30個やってましたね。はとバスの添乗員、ブライダル、ベビーシッター、テレアポ……そこで新しい人種に会って、イラつくな~って思う人がいると、1本のネタにしてライブでやるんです。その人も呼んで。

――呼んじゃう(笑)。

横澤 しれっと「あのネタどうでした?」って聞くと、「面白かった~」って言うんですよ。アンタのことだよ!!(笑)

――性格悪っ!! 最高ですね。

横澤 それが友達バージョンの時もあって「夏子、この人を消滅させてください」って依頼を受けまして、そのターゲットでネタを作るんです。依頼主から「ありがと~、もうあの人は私の中で成仏しました~」って手を合わせられると、あぁやりがい感じるなって。

――殺し屋じゃないですか(笑)。

横澤 だんだん友達が消えていってます。アハハハ~! 高卒で田舎から出てきて、マナーも何もわからないし、よしもとの規律しか知らなかったんですよ。東京という街を知るためにもこれは外に出ないと、と。習い事もたくさんやりましたね。

――習い事も?

横澤 「ケイコとマナブ」に、無料のお試しレッスンが載ってるじゃないですか。これを月2で行くという目標を立てて、ハープとかフランス語とか、フランス行く予定もないのに(笑)。結局、残ったのがABCクッキングです。あと、クラシックバレエも始めました。

――行動派ですね!

横澤 地元に「充実してるよ」「私リア充だよ」ということを見せつけるための材料です。

――リア充への恨みつらみをモチベーションにするのではなく、見せつける。

横澤 そうです。それを上回っちゃえば、こっちのもんなんじゃないかと。でもね、どんどんハリボテみたいになっていくんですよ。ちっちゃい私を、すごく大きく見せてるから(笑)。

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