“SMAP解散”を伝える大手メディアの大愚行「ファンこそが、彼らを守ってやるべき時」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
ポストは、「死ぬまでSEX 性の賢者8人のエロい話」。SEXの達人たちに、性の奥義を語ってもらおうというものだ。
出演したAVは1万500本を越え、9000人以上の女性とセックスしてきた伝説のAV男優・加藤鷹氏がこう話す。
「長くやっていて気付いたのは、“引く力”が一番大事だってこと。AVの影響なのか、みんな突くことを重視しすぎている。ほとんどのオンナは“強く激しく奥まで突く”のをイイとはいわないもの。引く時にこそ気遣いが大切で、突くのはゆっくりでいいから、引く方を速くする。『刺身包丁』と同じです。引く方に意識を向けると早漏防止にもつながる」
海外のSNSを駆使して、世界中の女性をネットでナンパして『体験ルポ 在日外国人女性のセックス 51カ国5000人を“制覇”した男』(光文社刊)を出したフリーライターの出町柳次氏は、こうアドバイスする。
「相手の国や言語にかかわらず大事なのはその女性の性感帯を発見し、どんな要求にも応えてあげることです。ジャマイカ人の女性英語講師とセックスしたとき、全身くまなく愛撫してもなかなか感じてくれなかった。そこで、会話を重ねると恥ずかしそうに『お尻の穴を舐めて』といわれた。初めての体験でしたが、舐めると彼女は絶頂を迎えました。また、私はあえて『腰を振らない』ことを実践しています。アソコの固さには自信があるので動かさないことで向こうが先に焦れて、むしろ激しく濡れて求めてくるんです。このテクニックには、言葉も要りません(笑)」
経験人数8000人という、AV男優しみけん氏の精力維持のための健康法はこうだ。
「食事、睡眠に気をつけて、毎日のスクワットを欠かしません。食事は高タンパク、低脂肪を心がけ、一日4食くらいは食べるようにしています。ブロッコリー、トマトなどの野菜、種類の違うヨーグルトを摂ることを心がけています。スクワットは下半身に効き目がありますよ。これを15年くらい自分の“ルーティン”として欠かさず続けています」
現代は、この頃SEXのうんちくに力を入れているようだ。今週は、「セックスが持つ『特別な意味』を考える」というもの。例えばこんなうんちく。
「英語で『女性』を表す言葉は、『フィーメル』(female)だ。男性の『メール』(male)と対をなす言葉になっている。では、男にはなくて女にだけついている──まるでペニスとは正反対の、この『フィー』(fe)とは何なのか。言語学が解き明かしたところによれば、インド・ヨーロッパ語族の古い言葉で『フィー』は『口で吸う』を意味する。そして『フェラチオ』の語源であるラテン語の『フェッロ』(fello)もまた、そこから生まれた『吸う』という動詞なのである。つまり『女性』=『フィーメル』とは、とりもなおさず『吸う+人』ということになる」
どうですか? ためになるでしょう。医学博士で作家の志賀貢氏もこう蘊蓄を述べる。
「ヒトの脳では普段、原始的・動物的な本能をつかさどる古皮質よりも、論理性など高度な情報処理をつかさどる新皮質の働きが活発になっています。しかし、SEXの際には、裸になって抱き合っているうち、新皮質の働きが抑えられ、原始的な本能が剥き出しになる。その本能に従ってペニスを舐め、楽しむことで、女性は煩わしい人間社会のしがらみやストレスから解放されるのではないでしょうか」
また、名著『裸のサル』で有名な動物学者デズモンド・モリスは、愛を表すハートマークは、女性が腹ばいになって寝そべったときのお尻の膨らみと、脚の付け根を結んだものではないかと唱えています。男性がバックで見惚れるお尻の形こそ、愛の象徴にふさわしかったのかもしれません」(動物行動学者の竹内久美子氏)
勉強にはなるけどわいせつ感はない。だが、グラビアの圧倒的なボリュームで今週は現代の勝ち!
(文=元木昌彦)
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