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例を挙げれば、障害騎手としてキャリア14年の鈴木慶太騎手はこれまで14年間でわずか8勝、15年は年間10回の騎乗にとどまり、10年を最後に勝利がない。障害競走1Rあたりの騎乗手当8万4,200円+騎手奨励手当1万5500円で10回の騎乗だから合計99万7,000円の報酬となる。これに調教手当を加えても100万円ちょっとといえる金額であり、一般的なフリーターと何ら変わりない。
もちろん、こういった騎手は騎手だけの収入では食っていけないので、厩舎に所属して厩舎の仕事で給料をもらったりしているわけだが、トップクラスとはまさに雲泥の差といえるだろう。
全盛期の武豊騎手は年間3億円を超える収入があったといわれているが、人気ジョッキーともなればテレビやイベント出演、CM、グッズ販売など副収入も多彩だ。しかし苦労して騎手になりながらも表舞台で輝くことなく消えていく騎手も多いのが現実。勝負の世界は残酷なのである。