歴代勝ち馬には“超名馬”の名も……週末の『シンザン記念(G3)』を競馬部門スタッフが徹底談義
#競馬 #騎手 #有馬記念
過去10年の連対馬にはダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、ミッキーアイルらG1馬の名も。若駒の登竜門『シンザン記念(G3)』で、今年最初の3歳重賞を制するのはどの馬か。サイゾーの競馬部門スタッフが徹底談義を重ねる。
デスクF 金杯が終わったばかりなのに、もうシンザン記念か。まったく変則日程は忙しくてかなわんな。
記者T まあ、そうぼやかないでくださいよ。我々にとっては仕事があって喜ばしいじゃないですか。
デスクF さすが、金杯で良い目を見た人間は心が広いね。そこまで余裕あるんだから、当然いい情報あるんだろうな。
記者T シンザン記念と同じ、京都マイル戦の京都金杯を牝馬のウインプリメーラが勝ったじゃないですか。その流れで今週も牝馬は要注意ですよ。
デスクF 確かに過去にはダイワスカーレット、ジェンティルドンナら名牝級の出走もあるな。そんなに今年もいい牝馬がいるのか?
記者T 出走を予定しているのはジュエラーとラルクの2頭です。甲乙つけ難い素質馬ですが、どちらも11月京都の新馬戦は楽勝でした。そのまま暮れのG1参戦プランもあったのに、じっくり仕上げてここに照準を合わせてきたみたいです。
デスクF 翌日には中山で牝馬限定戦のフェアリーステークス(G3)があるのに、あえて牡馬と走るってのは、やはりそれだけ自信があるからか?
調査班M それもあるんでしょうが、経験の浅い時期に関東に遠征したくないみたいです。ジュエラーを管理する藤岡健一調教師は『初戦の内容からも、直線が長いコースがいいと思ってね。中山(遠征)は考えなかった』と言っていました。レースは(ミルコ・)デムーロみたいですね。
デスクF なに、デムーロ先生か。重賞4勝の姉ワンカラットは、もうこの時期からバリバリだったし、こりゃジュエラーは買うしかないなあ。
調査班M 待ってくださいよ。有馬記念でちょっといい思いしたからって、いきなりデムーロ“先生”ですか。もう一頭のラルクも軽視しない方がいいと思いますよ。
デスクF こっちは武豊か。金杯は1番人気でダメだったからなあ。
調査班M その武騎手が去年暮れの阪神ジュベナイルフィリーズで、G1なのに珍しく乗ってなかったでしょう。それって、このラルクが出てなかったからじゃないでしょうか。なんせ、この馬の新馬戦には2週連続で武騎手が追い切りに来る熱の入れ様でしたからね。
記者T お母さんはアメリカのG1馬で、セレクトセールでは1億4,500万円の値がついた馬。松永幹夫調教師も『G1も考えたけど、ジョッキーと相談してここに。 スタートがいいし、競馬も組み立てやすい。牡馬相手でも楽しみ』とやる気です。ラルクも要注意ですよ。
デスクF なるほど。こりゃ牝馬のワン・ツーまであるかな。男馬で何かいないのかよ。
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