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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 話題の深夜番組、演出家に聞く

「フリースタイルバトルは格闘技!」 話題の深夜番組『フリースタイルダンジョン』演出家が明かす、“戦場”の裏側

   

okadad.jpg岡田純一氏

――YouTubeでも再生回数900万回を超え、一般層にも広がりを見せていますが、何かきっかけがあったのでしょうか?

岡田 いろいろな芸能人の方が、SNSで番組についてリアクションしてくれたことが大きいですね。カンニング竹山さんが「ラップは全然わかりませんが今観ているフリースタイルダンジョンがクソおもしろい」とTwitterでツイートしてくれたことで一気に広がって、ほかにも、アジカンの後藤さんや、湘南乃風のSHOCK EYEさん、一番驚いたのは北川景子さんです。「時代きたー」と確信しました(笑)。

――ヒップホップをよく知らない人には、どんなところを見てほしいですか?

岡田 そのまんまなんですけど、バトルです。バトルを見れば、そのスゴさがわかるっていう。ラップとして見るんじゃなくて、どう韻を踏むのか、頭の体操的な要素で見てくれてもいいと思いますし、いろんな見方ができると思うんです。僕は、フリースタイルバトルは格闘技だと思っているので、格闘技中継を意識して番組作りをしています。あと、般若劇団の行く末ですかね(笑)。
  
――音楽番組がなかなか放送されない中で、バトル以外にも、ゲストによるライブも挟んでいますね。

岡田 これは、Zeebraさん、たっての希望なんです。バトルはできなくてもラッパーとして一生懸命頑張ってる人がいて、いい曲もってるのに、テレビには出られない、CDは売れないって人がたくさんいて。そんな人たちにチャンスを与えたいという、ヒップホップには夢があるんだっていう、Zeebraさんの熱い思いがベースにあったからこそのコーナーです。Rec1一発目の挑戦者、Dragon Oneが、今度はゲストライブで登場するって、ヒップホップドリームじゃないですか?

――1月から始まったRec4の見どころは?

岡田 新システムを導入して「隠れモンスター」がどこかで出てきます。まだ誰かは言えないんですけど、あっと驚く人が出てくるので、お楽しみに! さらにヤバい挑戦者もどんどん出てきて、濃厚キャラクター祭りです。Twitterで出せ出せ言われていたアノ人も出てきます。挑戦者の年齢幅を拡げたので、ますますヤバい人が出てきそうです。本当に100万円出ちゃうかもしれません!
(取材・文=てれびのスキマ)

●テレビ朝日『フリースタイルダンジョン』
毎週火曜 深夜1:26~1:56 
メインMC&オーガナイザー/Zeebra
進行/UZI
モンスター/般若、漢 a.k.a. GAMI、サイプレス上野、R-指定(Creepy Nuts)、T-PABLOW
番組公式HP <http://www.tv-asahi.co.jp/freestyledungeon/>
YouTube公式番組ページ
<https://www.youtube.com/channel/UCpW67m9qez6GUd5-gbWS9Ag>

最終更新:2020/01/28 10:36
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