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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “歌手”ベッキーのこれまでの歩み

ゲス・川谷と“衝撃不倫”でベッキーにタレント生命危機! でも、音楽活動は大丈夫……?

 そんなベッキーが大きく路線変更したのは09年。“ベッキー♪♯”名義でシングル「心こめて/ハピハピ」(同)をリリースした。これまでの歌手活動をなかったことにするかのごとく、大々的に“ついに歌手デビュー”とうたった本作は、ベッキーの柔らかな歌声が堪能できるミディアムバラード。大人になったベッキーを象徴するかのような良質なポップスで、「会いたい 心が溢れている 愛しさ片時も離れない」と、恋の切なさを歌う歌詞も、彼女らしい純粋さに貫かれている。

 当時のオリコンのインタビューも「神様は必ず必要な“ご縁”を与えてくれると思っているので、それを待っていようと思うんですね。ガッついて失敗するのもイヤだし、必要なタイミングは与えられるものだと思っているので、頂いたモノを受け取るという姿勢を保っていたんですよ。仕事に限らず、友だちも出会いも、すべてにおいてそうなんです」と意味深だ。

 その後も多作ではないものの、コンスタントに良質なJ-POPをリリースしてきたベッキー。15年10月には、事務所の後輩であるアイドルグループ・さんみゅ~に楽曲「トゲトゲ」を提供し、10月19日付オリコン週間シングルランキングで初登場5位を記録するなど、着実に音楽活動の幅を広げていた。

 大ヒット曲には恵まれていないものの、本人が公言するように、熱心なJ-POPファンであることが伝わる彼女の歌声は、リスナーにとっても共感しやすく、親しみやすいものだった。早々の復帰を願いたいものだ。

最終更新:2016/01/09 10:00
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