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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国LCCが20分間「半ドア飛行」

韓国LCCが20分間「半ドア飛行」で引き返し! 各社で相次ぐトラブルは重大事故の前兆か

 それにしても、近頃の韓国のLCCは、やけにトラブルが多い。今回のジンエアーは、あの“ナッツリターン”で有名な大韓航空の子会社。ネットでは「やっぱり不安で乗れない」と、LCC不乗運動が広がりつつある。また、韓国最大級のLCCであるチェジュ航空では昨年12月、客室与圧装置に異常が発生し、機体が急降下したり、酸素マスクが降りてくるなど、乗客の不安をあおった。さらに同時期、ティーウェイ航空、イースター航空、エアプサンも、与圧装置異常や機体部品故障で欠航や引き返しなどの多数のトラブルを起こしている。

 韓国LCCの一連のトラブルラッシュについて、大きな事故が起こる前の「ヒヤリ・ハット」ではないかと、韓国の航空機専門家は指摘する。

「最近のLCCのトラブルの増加は、もうじき起こる重大事故の前兆のような気がしてならない。トラブルが重なって、大きな事故へつながる可能性は多い。これは、航空会社が質より量を追求した代償ではないだろうか」

 米国のCNNでも報じられるなど、国際的にも注目を浴びているこの「半ドア飛行」。早急な原因解明と改善を願いたいが、当分の間は、韓国のLCCは避けたほうが安全かもしれない……。
(文=李ハナ)

最終更新:2016/01/25 16:32
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