「兆が一にも復帰はない」はずの柿谷曜一朗がセレッソ復帰へ 日本人が海外で成功するために必要なものとは?
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セレッソ大阪は4日、スイス1部のバーゼルFW柿谷曜一朗を完全移籍で獲得したと発表した。一昨年、多くの期待を受けセレッソ大阪からスイスのバーゼルへと移籍を果たすも、その類まれなるその才能はついに開花することなく、成功を願ったファンにとっては少し複雑な復帰といえそうだ。
過去にも、ヨーロッパのチームで本来の力を発揮できず、国内へと復帰した選手は多い。今年、3年連続で得点王を獲得した大久保嘉人や、宇佐美貴史もいわゆる“出戻り組”に入るが、日本では大活躍を見せている。柿谷も、J1復帰を目指すセレッソ大阪にとって起爆剤になることを期待されている。
「もちろん一般的なファンは大歓迎ムードなのですが、一部のファンは怒りを覚えているのは事実ですね。バーゼルに移籍した時、セレッソは柿谷を売った移籍金として約3億円の収益があったといわれていますが、今回買い戻すためにセレッソが支払った金額は、その倍以上ともされています。移籍していた1年半、試合もろくに出場せずに選手として成長できず、金だけ取られた図式になるので、ファンの不満も当然といえば当然ですよね。さらに、バーゼルに移籍する際に柿谷が残した『兆が一にも復帰はない』という言葉も反感を買っています。一部からは『兆が一よりもすごい確率で帰ってきたぞ!』『柿谷兆一朗と呼ぼう』と皮肉めいたことをいわれていますよ」(スポーツライタ)
バーゼルに在籍していた1年半で柿谷は18試合4ゴールという記録にとどまった。特に今シーズンはたったの4試合にしか出場できなかった。では、なぜ日本で天才と呼ばれていた柿谷が、ヨーロッパの中でもそれほど高いレベルとはいえないスイスで結果を出せずに終わってしまったのだろうか? ヨーロッパで活躍するために、何が欠けていたのだろうか?
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