道端ジェシカ、壇蜜、乃木坂46……芸能記者に聞いた2015年の“ド修羅場会見”
取材する側と、される側。どちらも本気だからこそ、会見場はときに“戦場”と化してしまう。2015年も、芸能記者会見の現場では数々のバトルが勃発。今回は芸能記者らに聞いた、思わず凍りついた修羅場会見エピソードを集めた。
まずはタレントの壇蜜から。キャラがかぶるといわれる橋本マナミについて聞かれた際、「6秒間沈黙した」ことが大きく報じられたが、その裏では、壇蜜とその質問をしたベテランの女性芸能リポーターとの“冷戦”が勃発していたという。
「壇蜜と、ぐいぐい聞きたいことを聞いていく、ある女性リポーターは、どうも水と油のようで……。ほかの記者が質問するといつもと変わらず、和やかにユーモアを交えた回答をするのですが、そのリポーターが聞くと表情がこわばり、妙な緊張感が走るという状況だったんです。その最中にリポーターが『橋本マナミさんが追いつこうとしていらっしゃいますけど』と爆弾質問を投下。壇蜜は眉間にしわを寄せ、露骨に嫌な顔で沈黙してしまい、会場中がヒンヤリしましたね。その後、そのリポーターが壇蜜を持ち上げても目も合わさず……恐ろしい会見でした」(ワイドショースタッフ)
続いては、『NHK紅白歌合戦』初出場者発表の会見。例年より遅めに開催された今年は、司会者発表会見と抱き合わせで行われたため、2時間を超える長丁場となった。そのため新聞記者は締め切り時間に追われ、現場はピリピリムードだったという。
「フォトセッションが会見の最後に行われたのですが、これがまた時間がかかる。司会者全員、司会者1人ずつ、初出場者全員、初出場者1組ずつ(7組)、司会者と初出場者全員、さらにウェブ媒体向けにV6・井ノ原快彦を除くバージョンと、何度も何度も撮影させるんです。途中、乃木坂46のあたりで痺れを切らしたカメラマンが『もういらねえよ!』と怒りの声を上げていました。これにはメンバーも苦笑いでしたね」(週刊誌記者)
最後は年末、F1レーサーのジェンソン・バトンとのスピード離婚が報じられたモデルの道端ジェシカ。ジェシカは昨年末にバトンと結婚したが、婚約中から「わざわざ大きなダイヤの婚約指輪をはめて出てきて、毎回囲み会見まで設けるわりに、結婚について聞くと高笑いしか返さないなど、芸能マスコミを軽蔑しきった態度とエセセレブ感が鼻につく」(ワイドショーデスク)と、記者から嫌われるタレントの筆頭だった。結婚したことで、芸能活動は抑えめになるのかと思いきや、まったくそんな素振りはなく、15年も引き続き、記者をイライラさせていたという。
「今年11月、バトンとは別の外国人セレブ男性との手つなぎデートが一部で報じられましたが、ジェシカはその報道直後のイベントに出席。今回も丁寧に囲み会見まで設けていましたが、その最中も、関係者はずっと『イベントと関係のない質問は禁止』とマスコミに注意し続け、ジェシカもジェシカで、PR以外の話題には、お決まりの『アハハ~』『ウフフ』しか返さないという、なんのために開いたのかわからない囲み会見となりました。南仏で遭った強盗被害について心配されたときも、返事は『アハハ~』。会見は強制終了となり、報道陣からは『何がしたいんだ!』と怒りの声が漏れていました」(スポーツ紙記者)
離婚が現実になり、セレブの称号を失うことになったら、あの高笑いは聞けなくなってしまうのだろうか……。来年も注目である。
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