NHK大河『真田丸』が早くも大ピンチ!? 主演・堺雅人が「宣伝に非協力的で……」
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三谷幸喜が脚本を担当するNHK大河ドラマ『真田丸』が今年1月10日からスタートするが、主演の堺雅人が番組宣伝に非協力的で、放送前からつまずいているという。
それ以前から、三谷が監督を務めた映画『ギャラクシー街道』が大コケしたことで、果たして視聴率が取れるのかと怪しむ声が上がっていた。『ギャラクシー街道』は三谷が初めて挑んだSF作品ということもあって、配給の東宝は前回の三谷作品『清須会議』の興行収入40億円を超える収入を見込んだ。公開1週目は映画興行ランキング1位に躍り出たが、コメディとうたいながら、下ネタ連発で笑えない。映画評論家たちからは「駄作」と酷評されて、ネット上の映画レビューに「時間と金を返せ」などと書き込まれ、客足は激減。興行収入は『清須会議』の3分の1にとどまるのでは、といわれている。
三谷を知る舞台関係者は「4年前に離婚した女優の小林聡美は、三谷の脚本のよきアドバイザーだった。離婚後にヒットした『清須会議』は、ストーリーがオリジナルではなかったから当たった。三谷の脚本は小林の協力で出来上がっていたんです」という。
『ギャラクシー街道』が酷評されたことで、今回の『真田丸』も、12年前に三谷が脚本を担当し、時代考証無視の内容で視聴率が落ち込んだ大河ドラマ『新選組!』の悪夢の再来になるのではないかと危惧されている。それだけに、放送が始まる前の堺の番組宣伝に大きな期待がかかっていた。NHKは来年1月解禁用で番組宣伝のために報道各社に堺のインタビュー取材をさせている。しかし、取材した関係者によると「何を聞いても、彼特有のスマイルでノラリクラリ。『「真田丸」は家族の物語です』と言いながら、自分の家族のことを聞かれると一切話さない。面白くもなんともない。これでは宣伝したくなくなりますよ」という。
堺の事務所の内情に詳しい大手プロ関係者によると、堺はTBSドラマ『半沢直樹』で大ブレークしてから、事務所の幹部にのいうことにも聞く耳を持たないという。特にプライベートについては、過敏に拒絶反応を示すという。日本テレビ系のドラマ『Dr.倫太郎』の収録では、自分の世界に入り込んで、共演者とも一線を画したために息が合わず、そのことが視聴率不振の原因だったともいわれている。『真田丸』でも、共演者との足並みが揃っていないという情報もある。不安材料を抱えたままスタートする『真田丸』。最低視聴率で終わった昨年の大河ドラマ『花燃ゆ!』の汚名を晴らすことができるのか?
(文=本多圭)
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