美談かヤラセか……公開プロポーズを拒否された中国人男性に、宝石店が“大きなダイヤの指輪”を贈呈
2016/01/03 16:00
#中国 #東アジアニュース
繁華街の歩行者天国で、女性に求愛のダンスを披露する友人たち
中国四川省の省都・成都市の繁華街で12月17日の夜、公衆の面前で派手なプロポーズ劇が繰り広げられた。長身でハンサムな若い男性が、友人たちを引き連れ、若い女性の前で求愛のダンスを披露。その後、女性の前でひざまずき、指輪が入ったケースを捧げてプロポーズをしたのだ。
思わぬ展開に、女性は感激の涙。ところが、ケースの中にあるダイヤモンドを見た瞬間、表情がみるみる曇り、返事もせずに男性をその場に残して立ち去ってしまった。思わぬ肩透かしを食らわされた男性とその友人たちは、ただ呆然と彼女の後ろ姿を見送るしかなかった。
友人たちに見守られながら、ひざまずいてプロポーズしたのだが……
その後、その女性の友人が彼女にコンタクトを取ったところ「結婚指輪には1カラットのダイヤが欲しいと言っていたのに、見たら1カラットもなかったのが許せなかった」とのこと。
この出来事が中国版Twitter「微博」で紹介された途端、ネット上では、
「そんなにダイヤが重要なら、ダイヤと結婚しろ」
「もっと大きいダイヤをくれる男がいたら、そっちと結婚するのか?」
「この男性にとってはよかった。こんな女など結婚する価値がない」
などなど、この女性に対して厳しい言葉が投げつけられた。
これで話は終わるかと思いきや、その5日後、今回の出来事を報じた微博のページが、後日談を紹介した。今回の騒ぎを耳にした宝石店が、もっと大きなダイヤの指輪と無料で交換してあげると申し出て、それを受け取った男性は再びプロポーズ。今回は受け取ってもらうことができ、指輪をはめて手を握った写真を自身の微博にアップしたという。
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