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「グランプリ失格」の烙印も当然!? 有馬記念ファン投票で、露骨すぎる“票操作”発覚

keiba0908.jpg有馬記念

 いよいよ明日27日に迫った今年最後の競馬、第60回有馬記念(G1)。全国のスポーツ紙では毎日のように競馬が一面を飾り、JRA(日本中央競馬会)も数種類のCMを用意するなど、師走の大一番に向かって大きな注目を集めている。ただ、そんな盛り上がりに水を差すような“とんでもない事実”が発覚した。

「私も知ったときはびっくりしました。ここまで“露骨”にやるのか……と。確かにこれではフェアなファン投票とはいえないかもしれませんし、公正さを欠いていると批判されても仕方ないでしょうね」(競馬記者)

 日本競馬を代表するレース有馬記念は、別名「グランプリ」といわれている。その理由は、レースの出走馬が競馬ファンの投票によって選出されるからだ。国民的アイドルグループAKB48の総選挙が、SKE48やHKT48のようにAKB48グループに所属していれば誰にでもチャンスがあるように、有馬記念のファン投票でもJRAに所属していれば、どんな馬にも出走するチャンスがある。

 つまり、競馬ファンが純粋に「応援したい」と思いを込めた投票によって出走馬が決まるからこそ、有馬記念はグランプリにふさわしい国民的な人気を誇るドリームレースなのだ。ファン投票の歴代1位だけを振り返ってもオグリキャップにディープインパクト、ナリタブライアンにオルフェーヴルと競馬史を彩った歴代の名馬がずらりと並ぶ。

 そして、見事今年のファン投票1位に輝いたのが、明日の有馬記念で引退となるゴールドシップだ。G1を6勝した葦毛の怪物もいよいよラストランということで、その走りを一目見たいファンから多くの票を集めた結果だろう。しかし、“とんでもない事実”が発覚してしまったのはゴールドシップが集めた、その12万981票という投票数だった。

 実は、昨年の有馬記念のファン投票1位もゴールドシップだった。去年は宝塚記念(G1)の勝利や日本を代表してフランスの凱旋門賞(G1)にも出走したゴールドシップだったが、有馬記念の獲得投票数は6万6,796票。つまり今年の約半分しかなかったのだ。それに今年のゴールドシップは春に天皇賞(G1)を勝ったが、その後はさっぱり。秋初戦のジャパンカップ(G1)でも10着大敗という体たらくぶりだ。しかし、有馬記念の獲得票は倍増。有馬記念での引退はそんなにも大きいのだろうか。

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