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テレビウォッチャー・てれびのスキマの「テレビ裏ガイド」特別編

テレビウォッチャー・てれびのスキマが選ぶ、2015年のテレビ事件簿【バラエティ編】

■総括
 振り返ってみると、今年はお笑いに特化した番組が意外に多かった。特に特番では、かつての『内村プロデュース』(テレビ朝日系)を思わせる『有吉の壁』(日本テレビ系)や、前述の『有吉弘行のドッ喜利王』、オードリーによる『とんぱちオードリー』(フジテレビ系)もあった。『THE MANZAI』(同)がコンテスト形式からネタ見せ形式に変わったように、『ENGEIグランドスラム』(同)などのネタ見せ特番も多く放送された。また、『こそこそチャップリン』(テレビ東京系)のように、最近までほとんどなくなっていたネタ見せのレギュラー番組が復活しつつある。同様にほぼ『LIFE!~人生に捧げるコント』(NHK)だけだったコント番組も『SICKS』(テレビ東京系)や『となりのシムラ』(NHK)が作られた。

 少し前、「お笑いブーム」終焉が叫ばれていた。確かにブームは終わっただろう。だが、ブームではなく、地に足の着いたお笑い番組がいま着実に生まれつつあるのだ。

 上に挙げた新世代の作り手たちが今後どんなお笑い番組を作っていくのか、注目だ。
(文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>)

「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

最終更新:2019/11/29 17:43
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