ストレス限界だった!? 『報ステ』降板・古舘伊知郎がトークライブで見せた「本音」と「罵詈雑言」
#テレビ朝日 #堀江貴文 #古舘伊知郎 #報道ステーション
キャスターの古舘伊知郎が、来年3月いっぱいで『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板することが24日、同局の発表によってわかった。12年間での“幕引き”である。
今年8月には2年ぶりに20%超えとなる平均視聴率22.5%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、長きにわたり高視聴率を獲得してきた同番組。「日本一の嫌われキャスター」の地位に君臨する古舘だが、数字というミッションは完璧にこなしたといえる。
「『台本を読んでいるだけで、アドリブに弱すぎる』『すぐ感情論に逃げる』と酷評されることは非常に多かったですね。石原慎太郎氏や堀江貴文氏との“ケンカ寸前”のやり取りは、いまだにネット上で動画なども出回っています。今年3月には、ゲストコメンテーターの古賀茂明氏が自身の降板について口論になった騒動で大バッシングを受けました。テレ朝は慰留したという話ですから、古舘としては“体力の限界”といったところではないでしょうか」(芸能記者)
世間の非難を一身に浴び続けた古舘だが、それが逆に視聴者の興味を引いた部分もあったのだろう。テレ朝としては「成功」だったといえるが、古舘自身のストレスがピークだったことをうかがわせるエピソードがある。
昨年10月、古舘はトークライブ『古舘伊知郎 トーキングブルース』で、報道や自身に対するバッシングに対しての不満をぶちまけていた。
「あ、そういえば古舘伊知郎が『報道ステーション』降ろされるらしいじゃないか。ずっと噂がつづいているっていうのはどういうことなんだ、アレは」
「このまえも週刊誌をじっくり読んだら、なんか俺の後釜は宮根(誠司)だっつうんだよ。え? 冗談じゃない。それがダメだったら羽鳥(慎一)だとか言うんだよ。俺は聞いてないぞそんなこと! え? 誰が辞めるかっつうんだよ、ホントにバカヤロー!」
「よーく聞けみんな! 冗談じゃねえぞ、報道! たまにはなあ、俺の言うことを聞けっつうんだよ!」
「どれだけ俺がねえ、神経摩耗してると思ってんだよホントに!」
「報道、ちゃんと聞けよ。思考停止してるんだからな」
『報ステ』では決してお目にかかれない「アケスケ発言」は、いまだカムバックを望む声もある「プロレス実況」の熱っぽさを彷彿とさせる。平気そうな顔をしていても、ストレスは溜まりに溜まっていたようだ。
自身の事務所である「古舘プロジェクト」社長の闇金営業疑惑など、自身に関連するブラックな情報を提供し続けた古舘。ニュースキャスター終了後、今度はどの活動に身を費やすのか。個人的には、『おしゃれカンケイ』(日本テレビ系)でのデリカシーゼロトークを、また見てみたい気もする。
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