『THE OUTSIDER』引退“濱の狂犬”黒石高大、ラストファイトは失神負けも「前を向いていく」
2015/12/25 17:00
#格闘技 #THE OUTSIDER
啓之輔がフロントチョークで締め上げると、黒石の抵抗が徐々に弱まり、客席がザワつき始める。結局、黒石はタップをせずにそのまま失神。1ラウンド1分0秒、レフェリーストップであっけなく終幕となった。
やがて意識を取り戻した黒石は、セコンドから説明を受けて悔しそうに苦笑い。
マイクを握った啓之輔は、「格闘技って残酷なものですね」と叫んだあと、「この男がアウトサイダーを引っ張ってきたんで、みんなデカイ拍手をしてやってください!」と黒石にエール送った。いつもはクールでぶっきらぼうな啓之輔だが、この日ばかりは寂しげな表情をたびたび浮かべていたのが印象的だった。
有志一同から花束を受け取った黒石は、感涙にむせびながら四方八方にお辞儀。客席から「泣いてばっかりいるんじゃねぇよ!」とのヤジが飛ぶと、それに応戦するように涙声でマイクパフォーマンス。
「本当だよ最悪だよ、バカ! 負けて始まって負けて終わるって、おまえ、ギャグかよこの野郎! 本当に多くは語りません。ダサかった、弱かった、最後まで弱かった。それを支えてくれて応援してくれた前田日明、アウトサイダー関係者のみなさん、家族、地元の友だちや仲間たち、応援し続けてくれた人たち、本当に心からありがとうございました! とりあえず芸能界で派手にケンカをかましてくるんで応援よろしくお願いします!」
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