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日刊サイゾー トップ > 海外  > 比・韓国人殺害事件は自業自得?

今年だけで11人! フィリピンで多発する韓国人殺害事件は「身から出たサビ」!?

philippines1222.jpgフィリピン・マニラ Photo By Bar Fabella from Flickr.

 フィリピンで、韓国人が“また”殺害された。12月20日深夜、チョさん(57)が自宅でフィリピン人の妻と子どもと就寝中、事件は起こった。4人組の男が侵入し、チョさんに3発の銃弾を撃ち込んで殺害したのだ。男たちは現金やノートパソコンなどを奪って逃走しており、捜査が続いている状況。今回の事件を含め、フィリピンでは今年だけで11人の韓国人が殺害されている。

 フィリピンで韓国人殺害事件がいかに多発しているかは、数字を見れば明らかだ。2013年から15年にかけて海外で殺害された韓国人は計79人に上るが、そのうちフィリピンで殺された韓国人は31人、全体の40%に上る。

 その理由のひとつとして挙げられるのは、「韓国人は金持ち」というフィリピン人のイメージだという。というのも、フィリピンには買春目的で訪れる中年韓国人が多く、売春婦に少なくない金を落とす韓国人は金持ちに見えるそうだ。また、海外ということで態度が大きくなり、現地人を軽視した行動を取ることも多々あり、トラブルの原因になっているという。

 実際、フィリピンで起こる韓国人殺害事件の多くは、金銭トラブルが原因と考えられている。

 去る10月2日に殺害されたイさん(54)夫婦は、自宅を建設中、現地工事業者と代金の問題で激しく言い争っていたという。夫は脅迫も受けており、それを警察に伝えた記録も残っているが、結局、事件を防ぐことはできなかった。また、8月19日に自宅で10数発の銃弾を受けて殺害されたナさん(64)も、自動車の代金や自宅の工事費などで揉めて、脅迫を受けていた。

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