「オヤジの学芸会」に興味ナシ!? EXILE“超ビッグプロジェクト”の先行きが暗すぎて……
#EXILE #AKIRA #TAKAHIRO #HIRO
深夜放送なのだから視聴率が取れないのは当たり前。問題はそこではない。
日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属するLDHがタッグを組み展開する総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」プロジェクトが10月からスタートした。2016年7月16日全国公開予定の映画を軸に、来月スタートの深夜ドラマ、「Hulu」での特別版配信、InstagramなどのSNSを連動。さらにEXILE TRIBEのグループの垣根を越えたオリジナルアルバムを制作し、ライブツアーまで行うというビッグプロジェクトなのだが、この企画に対する世間の認識は限りなく薄い。
原作はリーダーであるHIROが企画にたずさわった完全オリジナルで、不良チームが集まるSWORD地区で巻き起こる、それぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いを描いているのだそうだが、その手始めとして現在放送中の深夜ドラマ『HiGH & LOW | -THE STORY OF S.W.O.R.D.-』(日本テレビ系)である。AKIRAやTAKAHIROなどの人気メンバーはもとより、窪田正孝や林遣都、遠藤要に平田薫などEXILE以外の面子もなかなかなのだが、これが話題に取り上げられることも極めて少ないのだ。
「視聴率は初回が1.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、その後も2%台なのですが、深夜放送であることを考えればそれほど問題ではありません。問題は、ビッグプロジェクトの先駆けをなぜ“深夜放送”にしたのか、ということです。放送時間まで起きている、後日動画や録画で見るような行動をするのは一部のファンだけでしょう。今後新たなファンを取り込むにしても決してメリットはなく、話題にならないのも当然でしょう。現在のEXILEの芸能界における影響力を考えれば、ゴールデンの2時間ドラマや連ドラでもねじ込めたと思うんですが……」(芸能記者)
ドラマの内容も映像も、どことなく映画『クローズZERO』(2007)のようなヤンキー抗争風で、視聴者層は限定されそう。「田舎のヤンキー」と揶揄されるEXILEだけに似合っているようにも思えるが、多くの興味を引けなければプロジェクトの手始めとしては失敗だろう。ネット上でも「そんなのやってたのか」「ねつ造人気」「オヤジの学芸会」など、極めて辛らつなコメントばかりが目立つ。
「大きいことをやる気概はあるんでしょうが、実際の人気と伴っていない企画のようにも感じますね。この企画がコケるとなると運営会社であるLDHにとっては大打撃ですが、この分じゃ失敗の可能性も決して低くありません。AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が歴史に残るようなコケ方をして、予定されていた映画化が『白紙』になった例もあります。ドラマの結果を見ずに映画化を予定するという同じテツを踏んでますが、先行きは暗いですね」(同)
EXILEがCMに出た商品が大して売れないなど、このところいい話題の少ないEXILE。このプロジェクト、本当に大丈夫だろうか。
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