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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国“デパート動物園”で不祥事続々

奇行を繰り返す鹿に、命を落とす動物も……韓国“デパート動物園”で不祥事続々

 一方、韓国の動物園が抱える問題は、動物の管理だけではない。12月に入ると、釜山の動物園「サムチョンドパーク」で起きた違法営業も話題にもなった。

 同施設は経営不振からフードコートが臨時休業に入ったのだが、休日の来場者確保のために、無許可で3台のフードトラックを運営していることが発覚したのだ。これは食品衛生法違反に該当。責任者は、3年以下の懲役、3,000ウォン(約300万円)以下の罰金に処せられる。

 もともと「サムチョンドパーク」は、年間120万人の来場者を予想したドンブリ勘定で営業を続けていた。しかし、実際の入場者数はその半分にも満たず、苦しい経営に追い込まれていく。その結果、法律違反のフードトラックを導入したわけだ。

 動物園は、動物たちと触れ合うことで至福の時間を味わえる貴重な場所。動物たちの大切な命を預かる以上、また、小さなこどもたちが大勢集まる場所であるということを忘れず、施設管理には細心の注意を払ってほしいものだ。

最終更新:2016/05/17 19:07
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