ファンさえ見放す“史上最弱”のマンU! 英国からも「香川、やっちまえ」の声
#海外 #サッカー #香川真司
2連覇中の王者セビージャ、イタリアの雄ナポリなどUEFAヨーロッパリーグ32強が出揃った。各国リーグの合間を縫う過密日程でグループリーグが行われてきた今大会だが、ここからはホーム&アウェーの勝ち抜き方式へと切り替わり、来年5月のバーゼルで行われる一発勝負の決勝戦を、各チームが目指していく。初戦の抽選日は12月14日の予定だが、なぜかプレミアリーグの“グレートワン”マンチェスターユナイテッドのファンは、香川の所属するドルトムントと当たり、負けることを祈っているという。
「今年のマンUは史上最悪だといわれています。27年間監督を務めたファーガソンが引退して以降、ずっと調子を落としていたのですが、ファン・ハール監督になり、さらに悪化しています。そのファン・ハールが冷遇し、放出した選手たちが所属するクラブが、このヨーロッパリーグの32強に多数残っているんです。マンUのファンからは『ボコボコにされてファン・ハール解任されてほしい!』『この1年が間違いだったことを証明するチャンスだ!』と、複雑な声が聞こえてきます」(スポーツライター)
先日、英紙のメトロがファン・ハールがこの1年で放出した選手で作ったイレブンの方と現マンUイレブンのどちらが強いかと、アンケートを取ったところ、なんと8割が放出組を支持したと報道した。この結果からも、ファンがファン・ハールに満足していないことがよくわかる。
「ドルトムントに移籍した香川や、レバークーゼンに移籍したチチャリート、フェネルバフチェに移籍したナニとファン・ペルシー。ざっとこれだけのマンUを追われた選手たちが揃っていますからね。特に、香川とチチャリートはマンUでずっと冷遇されていましたが、移籍先では絶好調。2人には見返してほしいと思っているファンが多いですよ。先日、香川は『今のマンUになら勝てる』と、かなり強気な発言を残しました。相当悔しかったんでしょうね。『頼もしすぎる!』『ファン・ハールの眼の前で決めてやれ!』と、マンUファンも期待しています」(同)
チームが変われば、全く活躍できなかった選手が突然輝き出すのはよくあること。それを監督が悪いと断定する気はさらさらない。しかし、ファン・ハールの香川の扱いはあまりにもひどく、はじめから戦力として見ていなかった。ドルトムントとマンチェスターユナイテッドが初戦で当たる確率は8%未満。日本だけではなく、世界中のサッカーファンがこの8%に期待しているはずだ。
(文=沢野奈津夫)
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