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日刊サイゾー トップ > 海外  > 韓国で続発する不良僧侶の悪行

強姦に脅迫……韓国・相次ぐ不良僧侶たちの悪行に「韓国に寺は不要!」の大合唱

monk1212.jpgイメージ画像 Photo By USAG- Humphreys from Flickr.

 2015年も終わりに近づく中、韓国で重大事件が起こった。

 パク・クネ政権に対する大規模デモを主導して指名手配されたハン・サンギュン全国民主労働組合総連盟委員長が、韓国仏教最大宗派である曹渓宗の総本山・曹渓(チョゲ)寺に潜伏。同氏の身柄引き渡しを求める韓国警察と、国家権力の介入を拒む曹渓宗の対立が激化し、事態がどう動くかに多くの注目が集まっている。

 このように、宗教が絡んだ事件は警察も介入しづらい。韓国では最近、そんな性質を逆手に取るような犯罪が目立っている。
 
 特に顕著な例といえるのが、12月9日に懲役8年を宣告されたユン容疑者の一例だ。彼は04年9月から約2年間にわたり、建築現場を中心に2,000万ウォン(約200万円)相当の建築資材を窃盗。その後、06年に一度逮捕され裁判を受けながらも、保釈期間中に逃走して行方をくらませていた。

 ユン容疑者が身を隠す手段として利用したのが、自身を僧侶と偽ることだった。その思惑は功を奏し、警察の目を逃れて、15年3月まで約8年間の逃亡生活を送ることができた。僧侶だからと、警察のチェックが甘くなっていたのは否定できない事実だ。

 また、逮捕されたことで明らかになったユン容疑者の逃亡生活は、さらなる波紋を呼んだ。彼は僧侶という身分を利用して、泥酔した20代女性を山奥に拉致して強姦するなど、悪質な犯罪にまで手を染めていたのだ。

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