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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 星野源は第二の福山になれない?

星野源は「第二の福山雅治」にはなれない? 両者の“エロス表現”の違いとは

 もっとも、大きな共通点ともいえる“下ネタ”にも、両者にはスタンスに違いがあるという。

「福山の下ネタは、男性同士の輪の中で生まれる下ネタ、いわゆる“ホモ・ソーシャル”的なノリが感じられます。『路上に寝ていた女性をおぶって連れて帰った』といったエピソードは、一種の武勇伝でもあり、パフォーマンスでもあるといえるでしょう。一方で星野の下ネタは、『クモ膜下出血の治療中、オナニーを我慢しすぎて三越の婦人服売り場のマネキンにまで欲情した』など、自らの変態ぶりを素直にさらけ出すところが好感を得ています。福山の下ネタは、『モテるんだからしょうがない』という見方で笑われている部分があると思いますが、星野の場合は『星野源だからしょうがない』と思われているというか。おそらく、後者の方がストライクゾーンは狭いのではないかと思います」(同)

 星野は先月、女優・二階堂ふみとの交際が報じられ、多くのファンが嫉妬の炎を燃やしたともいわれているが、かといって福山ショックのインパクトに遠く及ばなかったのは、抱えているファンの質、人数ともにあまりにも違うからだろう。もちろん星野自身も、次なる福山雅治になりたいとは思ってなさそうだが。
(文=山下祐介)

最終更新:2015/12/12 08:00
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