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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 五郎丸驚愕の出稼ぎ軍団

五郎丸は驚愕、武豊は脱帽……海外からの出稼ぎ軍団に、日本人はもはや虫の息

 ムーアは、この日行われた3R、6R、9R、10Rを勝利しており、ジャパンカップまでに8戦4勝と見事な成績をおさめていた。

「やはり外国人騎手は別格」「今まで乗せていなかった厩舎がバカだった」「ずっとムーアだったらさらに3億円は稼いでいる」「今まで乗っていた日本人が下手だっただけ」などネット上には厳しいコメントが並んでいたが、ラストインパクトの調教師である松田博資氏が「騎手が違いすぎる」とコメントしていたことから、関係者の視点から見ても同じ意見なのだろう。

 5名の外国人騎手に対して、数倍の日本人騎手がいながらこれだけ圧倒的な差を付けられるのは、やはり「腕」が違うと考えざるを得ない。

 いずれにしても、この日は外国人騎手と日本人騎手のレベルの差をまざまざと見せつけられた一日で、ジャパンカップのプレゼンターとして来場した、ラグビー日本代表の五郎丸歩選手も驚いたに違いない。

 外国人騎手の活躍は今に始まったことではなく、過去にはオリビエ・ペリエが6連敗中だったゼンノロブロイに騎乗して天皇賞(秋)~ジャパンカップ~有馬記念で三連勝を成し遂げるなど、その実績、存在感は以前より知られていた。そのペリエは、日本の税務署と所得税の見解に相違があって対立し(結果1000万円ほどの所得税を日本の某馬主が立て替えたという)、日本で騎乗することはなくなってしまったが…

 海外にはまだまだ凄腕の外国人騎手がいるようで、賞金が高いにも関わらず騎手のレベルが低い日本を目指して今後も「出稼ぎ」は止まらないだろう。日本人騎手には、どうにか意地を見せてもらいたい。

最終更新:2015/12/09 16:22
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