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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 競馬ファンをなめるJRAゲーム

横綱・白鵬にスト2!? 競馬ファンを馬鹿にするJRA×電通の愚策。これが究極の無駄遣いだ!

「12月6日(日本時間は7日早朝)に、アメリカで『ウルトラストリートファイター4』の世界大会(カプコンカップ)があるようです。日本人も数多くエントリーして優勝候補だとか。優勝賞金は約1,500万円ほどですから大きな大会ですよね。さらに来年2月に、このゲームの新作も出るようですから、そういったイベントが重なってこのタイミングで実現したのでしょう」

 JRAは世間の視点からずれた企画を実施することがたびたびあり、実はこういった“おバカ”ゲームも初めてではない。

 2011年の有馬記念前には、プレイヤーがサラブレッドになって美人騎手、美人厩務員、美人調教師とともに勝利を目指すアニメゲーム『My sweet ウマドンナ~僕は君のウマ~』をプッシュ。有名声優を起用したことで話題となり、翌年も第二弾となる『My sweet ウマドンナ2 ~ウマすぐ Kiss Me~』を実施したが、声優好きのオタクを競馬にまで引き込むことはできず、その後続編は制作されていない。

 当然のことながら、役人寄りのお堅いJRAがこういった企画を自発的に生み出すことはなく、実際のところは大手広告代理店の電通が取り仕切っているとみて間違いないだろう。

 そもそも日本相撲協会の宣伝活動も電通が仕切っており、電通からすればクライアントであるJRAと日本相撲協会をうまく利用しただけの、安易な企画といえる。

 しかし、ここで電通に支払われる宣伝費用は競馬ファンの馬券代がほとんどだ。関係者はこの馬券代は競馬を愛するファンがなけなしの金を投じた大事なものであることを忘れてはならない。JRAにはぜひとも、ファンの視点に立って予算を有効活用していただきたいものだ。

最終更新:2015/11/27 23:00
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